
【】クビアト11位「悔しいレース。ベッテルの“トレイン”の後ろでロスした」アルファタウリ・ホンダ【F1第17戦】
12月14日
2020年F1アブダビGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは11位だった。
7番グリッドからソフトタイヤでスタート、バーチャルセーフティカー導入/セーフティカー出動となった際、10周目にハードタイヤに交換、54周のレース(55周のレースを1周遅れでフィニッシュ)を走り切った。スタート後、7番手のポジションを維持するが、ピットストップする際には9番手に落ちており、14番手でコースに戻ることとなった。そこで渋滞に引っ掛かり時間をロス、ポイント圏内に戻ることができなかった。
クビアトは2020年ドライバーズランキングで14位だった。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=11位
もっといい結果でシーズンを終えたかったから悔しいよ。でもついてないことに(セバスチャン・)ベッテルの“トレイン”の後ろを走ることによって、大量の時間を失った。
レースのキーポイントはファーストスティントにあったと思う。ソフトタイヤではリヤのデグラデーションが大きいと予想していたけれど、実際にはフロントタイヤが終わってしまった。アンダーステアになったことで、戦えない状態になったんだ。
バーチャル・セーフティカーの前にふたつポジションを落とし、その結果、不利な状況に陥った。
ポイント圏内まであと一歩という位置で終えなければならず残念だ。ペースはあったけれど、ファーストスティントで失ったものを取り戻すのは困難だった。
シーズン全体は悪くなかったと思う。何度かとてもいいレースがあった。一方で、もっと多くのポイントを獲れたはずのレースもあったが、何らかの理由でそれが実現しなかった。時にはそういう展開になってしまうこともある。熾烈なシーズンを一緒に戦ったチームの皆に感謝したい。
(autosport web)