
【】ラッセル「好結果が期待できそうだったが、インターに交換したらまったく機能せず」:ウイリアムズ F1第14戦決勝
11月17日
2020年F1第14戦トルコGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは16位、ニコラス・ラティフィは接触によりマシンにダメージを追ったためリタイアに終わった。
■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=16位
ピットレーンからスタートすることにした。最初からそうするつもりだったんだ。レコノサンスラップでは、ピット入口でフロントウイングを壊してしまったが、メカニックたちが見事な働きをして、クルマを直してくれた。
レース序盤はものすごくトリッキーだったけど、気づいたら11番手を走っていて、いい結果が期待できそうだった。クルマもタイヤもいい感じだったしね。その後、タイヤのグリップが落ちてきたので、ピットに入って新しいインターミディエイトに交換したところ、これがまったく機能しなかった。到るところで滑りまくっていて、誰も限界までプッシュできていなかった。
この週末はあまり楽しくなかった。サーキットそのものは素晴らしいのに、それを存分に味わえなかったのが残念だ。ルイスに心からおめでとうと言いたい。彼はこれからも好成績をあげ、僕たちが追うべき目標であり続けると思う。
ニコラス・ラティフィ 決勝=リタイア
ロマン・グロージャンとの接触でクルマにダメージを負い、リタイアすることにした。上位のドライバーに次々とラップされていたが、ミラーが汚れてしまって、後方はほとんど見えなかった。譲らなければならないことは分かっていても、いったい彼らがどこにいるのか、判断が難しかったんだ。
タイヤはまったくグリップせず、熱を入れることができなかった。そして、クルマにダメージを負ったこともあり、あのまま走り続けても意味がなかった。僕にとっては、楽しいことなど何もないレースだったし、全体として早く忘れてしまいたい週末だった。
(Translation:Kenji Mizugaki)ジョージ・ラッセル関連記事
- メルセデスのラッセル5位「フェラーリとの選手権2位争いを諦めていない」 アントネッリは他車を押し出して降格
- ラッセル予選6番手、タイヤ選択の行き違いを悔やむ「もっと上位に行けたはず」アントネッリ「フェラーリは手強そう」
- メルセデス2台がそれぞれルクレールと接触。リタイアに追い込んだアントネッリはフェラーリを訪れ謝罪
- 旧型サスペンションに戻したメルセデスが表彰台獲得「マシンが改善」とラッセル。アントネッリは15番手から10位
- メルセデスのラッセル「5位が精一杯。分析が必要」アントネッリは雨用セットアップで苦戦「全くオーバーテイクできず」
- メルセデス、判断ミスの連続で1点にとどまる。4番グリッドのラッセルは10位、アントネッリはアクシデントでリタイア