
【】サインツ5位「超トリッキーなコンディションで文句なしのレースを展開できた」マクラーレン【F1第14戦】
11月16日
2020年F1トルコGP決勝で、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は5位、ランド・ノリスは8位だった。
■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=5位
失意の土曜日から一転して、すごくいい一日になった。この超トリッキーなコンディションで、文句なしのレースを展開できたからね。
僕は最高のスタートを決めて、一気に6つほどポジションを上げ、どちらのタイヤもしっかり機能させて、着実なペースを維持できた。そして、そこから何度かいいオーバーテイクを成功させて、5位でフィニッシュしたんだ。これまでのF1でのキャリアを通じて、最高に難しいレースのひとつだったのは間違いない。こんなコンディションの中で、大きく順位を挽回できたことに満足している。チーム全体のためにもうれしいよ。今回も2台揃ってポイントを獲得し、タフな週末になるところを救えたようだからね。
大事なことを言い忘れていた。偉大な記録に並んだルイス(・ハミルトン)に、おめでとうと言いたい。世界選手権を7度も勝ち取るなんて、本当にすごいことだ。
ランド・ノリス 決勝=8位
いいレースだったよ。すごく楽しかった。スタートはあまり良くなかったけど、左側の列のグリッドでは、多くのドライバーがいいスタートを切れなかったようだ。
その後はすべて順調だった。オーバーテイクだけは、本当に難しかったけどね。普通のドライでも難しいのに、ウエットになると通れるラインは1本だけで、追い抜きはほとんど不可能なんだ。それでも前方が空いている時には、ずっといいペースで走ることができた。レース全体を通じて、僕らに望める最高の仕事したと思うよ。しかも、ファステストラップも記録して、このクルマが本当に速いことを証明できた。
最後になったけど、7度目の選手権タイトルを勝ち取ったルイス(・ハミルトン)、本当におめでとう。これは素晴らしい偉業だ。
(autosport web)
カルロス・サインツ関連記事
- 10位入賞のサインツ、問題を抱えながらの走行でまともに戦えず「こういう状況は避けなければならない」
- サインツ、角田とのバトルで負ったダメージによりリタイア「サイドポッドの損傷がひどく、それで終わりだった」
- ペナルティで後方スタートのサインツ「ペースがあったのはポジティブ。この感覚を次のレースに持ち込みたい」
- サインツ「チームの全員に申し訳なく思う」クラッシュの原因はすでに判明。リタイア後はチームをサポート
- 新GPDA理事サインツ、若手ドライバーのテスト不足を憂慮。日数の増加やテストコースの選択などを提案
- 【2025年F1チーム別プレビュー/ウイリアムズ】2026年に集中も、サインツという資産を得て上昇は必至