
【】アルボン「困惑している。優勝を目指していたのになぜ7位どまりなのか」レッドブル・ホンダ【F1第14戦決勝】
11月16日
2020年F1トルコGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは7位を獲得した。
アルボンは4番グリッドからウエットタイヤでスタート、12周目にインターミディエイトに履き替え、34周目に再度インターミディエイトに交換して走り切った。
1周目に5番手に落ち、他車のピットインによりいったんトップに立った後、最初のタイヤ交換を行い、6番手に。ミスをしたルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜き、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)もパスし、フェルスタッペンのピットインで3番手に浮上。前の2台を追うが、タイヤが消耗し、ターン4でスピンを喫した。タイヤ交換を行ったアルボンは、6番手で復帰、終盤フェルスタッペンに抜かれて7位でフィニッシュした。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=7位
複雑な思いだ。すべてが予定どおりにいき、優勝に向かって進んでいるように思えたが、不思議なレースで、最終的に7位でフィニッシュすることになったので、混乱している。週末を通して強さがあっただけに、今日の結果を受け入れるのは難しい。
ふたりともスタートを失敗したが、その後、ポジションを上げていった。ピットインしてインターミディエイトタイヤに交換すると、信じられないほどのグリップがあり、かなりの速さを発揮した。ペースは本当によかったと思う。でもその後、インターの2セット目を装着すると、ペースがなくなった。どうしてなのか分からず、困惑している。
今のところ理解できずにいるが、とても珍しいコンディションだったので、この後、じっくり分析して理解していくつもりだ。今週末はとてもうまく進み、進歩を果たせたことに満足している。僕のためにチームがいくつかのことをしてくれて、それが間違いなく助けになった。次のバーレーンで走るのが楽しみだよ。
(autosport web)
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