
【】注目されるペレスの去就。ウイリアムズF1に加えレッドブルとも交渉か。ラッセルはシート喪失の可能性を否定
10月23日
ウイリアムズF1チームの新オーナーが2021年にセルジオ・ペレスと契約することを検討しているという報道に関して、現ドライバーのジョージ・ラッセルは、自分が契約を打ち切られるという心配はしていないと断言した。
ラッセルはウイリアムズと2021年末までの契約を結んでいる。しかしウイリアムズの新オーナーであるドリルトン・キャピタルは、ドライバーとして実力がある上に多額のスポンサーマネーを持ち込むことができるペレスの起用を検討していると、最近報じられた。ペレスはレーシングポイントが来季に向けてセバスチャン・ベッテルを獲得したことでシートを失い、移籍先を探している。
第12戦ポルトガルGP前の木曜、このうわさについて聞かれたラッセルは「僕には来年の契約がある」と断言した。
「オーナーが変わっても、契約の観点では何ひとつ変わらない」
「僕としては何の心配もしていないので、新しいオーナーたちとこれについての話はしていない。彼らは今週末ここに来る予定だから、状況をはっきりさせることができると思う。でも僕は何も心配していない。来年ウイリアムズからF1に出るよ」
ラッセルのチームメイト、ニコラス・ラティフィもウイリアムズと2021年の契約を結んでおり、自分がシートを失う懸念はないとコメントした。ラティフィは多額の資金をチームに持ち込んでいることから、外される可能性は低いとみられている。
ウイリアムズと交渉しているといわれるペレスは木曜、「前にも言ったとおり、まだどことも契約していない。今のところ皆さんに伝えるようなことは特にない」と語った。
「でも、決断の時は近づいている。近いうちに何かを言える状況になるはずだ」
「交渉に関することは公表したくない。交渉相手のチームを尊重すべきだと思うからね。そういうわけで今この段階で何かを話すのは無意味なことだ」
『Formula1.com』のシニアライターを務めるローレンス・バレットによると、ペレスがウイリアムズと交渉を行っているのは事実であるということだ。一方でペレスはレッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコとも何度か会談しており、2021年のレッドブル・レーシング入りの可能性はゼロではないと、バレットは述べている。ただしマルコはアレクサンダー・アルボンを優先する姿勢を崩していないということだ。
(autosport web)
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