
【】サインツJr.「リスタートで危険な目に遭うのは初めてじゃない。何か手を打たないと」:マクラーレン F1第9戦決勝
9月15日
2020年F1第9戦トスカーナGPの決勝レースが行われ、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、セーフティカー明けの7周目にメインストレートで複数台が絡むアクシデントに巻き込まれ、リタイアに終わった。
■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=リタイア
まず、あれほど危険なアクシデントだったのに、全員が無事で良かった。それが何よりも大事なことだ。二度と同じことが起きないように、何が起きたのかを調べて、あの状況の引き金を引いたのは何だったのかを解明する必要がある。フィールドの中団から後方にいて、リスタートで危険な目に遭うのは今回が初めてではない。何らかの手を打たないといけない。
明るい面を見るとすれば、レースのスタートは良かった。週末全体を通じてペースはいいとは言えなかったから、スタートで少しリスクを冒して前へ出る必要があったんだ。だが、残念なことに、ターン3への進入で5番手を争っていた時に、レーシングポイントの1台と接触してスピンしてしまった。でも、レースはまだ先が長かったから、リスタートでの15番手からポイント圏内を争うことはできたと思う。結局、その後のレースに加わることはできなかったけどね。
ひとつ大事なことを言い忘れていた。11週の間に9レースを戦い終えたところで、メカニックのみんなとチームの人たちの努力とハードワークに感謝したい。これからも前進を続けるよ。
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