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【】ホンダ、初日最速でポールの可能性「4台すべて問題なく走行し、ポジティブな金曜」と田辺TD:F1シュタイアーマルクGP
7月11日
2020年F1シュタイアーマルクGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=1番手、アレクサンダー・アルボンはフリー走行1=6番手/2=7番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=11番手/2=12番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=8番手/2=11番手という結果だった。
FP1、FP2ともに好天のもとで行われたが、予選が予定されている土曜日は雷雨となる可能性があると予想されており、コース上の走行が難しいコンディションであれば、予選が日曜朝に延期される。日曜朝も走行できない状況である場合、レギュレーションに従ってFP2の結果が決勝グリッドになる。
そのため、ホンダ勢はFP1はロングランにフォーカスし、FP2は予選シミュレーションを中心に行った。FP1でアルファタウリ・ホンダのガスリーは、ターン9で縁石に乗り上げた際にマシンのボディパーツを破損、クビアトはターン3でスピンをしている。FP2ではフェルスタッペンがバルテリ・ボッタス(メルセデス)を0.043秒差で抑え、1分03秒660でトップに立った。
予選がキャンセルされた場合、フェルスタッペンはポールポジションにつくことになり、ホンダはこの日は「幸先のよいスタートとなった」と述べている。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
先週に続き、レッドブルリンクでの第2戦が始まりました。開幕戦ではアストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台にトラブルが発生したため、短い時間の中で問題解析を行い、可能な限りの対策を施して本日に臨みました。今日はその2台を含めた4台ともに問題なくセッションを走行できています。パフォーマンス向上のためにセッティングを変更した箇所も含め、今晩さらにデータをよく確認した上で、予選・レースに備えたいと思います。
明日はかなりの量の雨が予想されており、予選が実施されるか分かりません。そのため、今日は通常の金曜とは異なるプログラムでセッションを走行しました。その中でフェルスタッペン選手のP2でのトップタイムという結果は、ポジティブに捉えています。その他の3台も悪くない手ごたえを得ており、順調な一日になったと考えています。
(autosport web)
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