Kunio Shibata

【】 今井弘エンジニアに尊敬の眼差しを向ける若手ドライバー@マレーシアGP現地情報

12月16日

ドラマティックなレース展開となったマレーシアGPの現地情報をムッシュ柴田がお届け。サポートレースのGP3で表彰台を獲得した福住選手を見守るマクラーレン今井さんとウイリアムズ白幡さんの姿もパチリ。

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その1で紹介した、「ジェンソン・バトン300戦記念」のマクラーレン・ホンダパブ。翌日には撤去するかと思っていたら、そのままになってました。

なので土曜日の定例会見も、こんな雰囲気の中で行なわれました。

長谷川さんも、まるで一杯やりながら話してる感じ?

前回は紹介しきれませんでしたが、こんな特製ビールも準備されてましたし。

左のサマーセットというのは、ジェンソンの生まれ故郷です。リンゴの産地なんでしょうか。真ん中は言うまでもなく、タイトルを獲ったブラウンGPを模したもの。右端の縞模様は……すみません、わかりません。

そして決勝当日。レースがスタートする数時間前に、ちょっとうれしい出来事がありました。

GP3に今年から参戦している福住仁嶺(にれい)選手が、レース2で2位表彰台に上がったのです。本人は、「できれば勝ちたかった」と悔しそうでしたけど、開幕戦スペイン以来ですからね。よかったんじゃないでしょうか。

F1で活躍するマクラーレンの今井弘エンジニア、そしてウィリアムズの白幡勝広メカニックも、表彰台下まで走って来てました。この二人、けっこう仲いいんですよね。「今日のレース、よろしくお願いしますね」と、白幡さんが言うと、「できれば、雨降らないかな〜」と、今井さんが思わぬ(?)本音を漏らしたり。

その今井さんのところに、駆け寄って行ったひとりのドライバー。

福住くんと同じARTに所属する、オランダ人のデフリース選手です。マクラーレン若手養成システムの一員でもあり、それで今井さんとも面識があるんでしょうけど、傍から見てると、「もう本当に、尊敬してます!」って、感じでした。今井さんにしても、あとからちょっと話を訊くと、「とても頭のいいドライバーですよ」と、高い評価でした。フェルスタッペンを皮切りに、今後はオランダからどんどん若い才能が出てくるんでしょうか。