Kunio Shibata

【】大盛り上がりのバトン300戦記念セレモニー@マレーシアGP現地情報

12月16日

赤道直下、高温多湿のマレーシアGPの現地情報をムッシュ柴田がお届け。バトンGP参戦300戦目のセレモニーはイギリスのパブ風の演出で行われました。

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今年のマレーシアGPの話題は、何と言ってもコースが大改修を受けたことでしょう。中でも最終コーナーのターン15は、なかなか凄かったです。

かなり離れていても、イン側の盛り上がりがはっきりわかりますよね。ドライバーたちも「どんだけ逆バンクなんだ?」と、興味津々に眺めに行ってました。

改修されたのはコースだけではなく、

パドックのチームホスピタリティも建て直されて、何ということでしょう!見違えるような快適空間に、生まれ変わりました。


ホンダF1の長谷川祐介総責任者、そして現場責任者の中村聡エンジニアも、すっかりくつろいでました。こうなると全21戦で昔ながらのプレハブっぽいホスピタリティなのは、もはや鈴鹿だけになってしまいましたよ(爆。

そして金曜日は、いろんな記念セレモニーが行われました。まずはレッドブルガレージで、マックス・フェルスタッペンの19歳の誕生日。

レッドブルの地元ギャルが勢ぞろいして華を添えたのはいいんですが、誕生ケーキの花火に点火したタイミングが早過ぎて、マックスが登場した時には完全に消えておりました……。

しかしそんなことより、

ツーリングカーの予選セッション真っ最中にこのイベントを設定したために、報道陣はクルマががんがん出入りしているすぐ脇で撮影せざるをえないはめに。そもそもセッション中はピット立ち入り禁止のはずなのに、係員も何も言わずにフリーパスでした。危ないな〜。いい加減だな〜。

そして夕方には、ジェンソン・バトン300戦参戦記念のセレモニーが、マクラーレンのモーターホームで行われました。


ここには写ってませんが、他にもメルセデス、ウィリアムズ、トロロッソ勢とかも、お祝いに駆けつけてました。ところでこの場所、まるでイギリスのパブみたいでしょ?そうなんです。300戦を祝うために、チームはホスピタリティの内部を大改装して、完全にパブ風にしたのでした。

入り口には、けっこう凝った造りの特性の看板が掛かってるし、

壁紙も、いかにもパブそのもの!


アロンソはダーツをやろうと矢を手に取ったり(結局、元に戻してましたが)

外に置いてあるミニチュアスヌーカーに、長谷川さんが興じてたり、


臨時バーテンを務めるバンドールンに、マクラーレンのスタッフがうっとりした視線を送ってたり(笑)

大盛り上がりのマクラーレンだったのでした。