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【】ホンダF1、スペック4デビューレースは後方2列からのスタートに。「順位を上げてしっかり完走を果たしたい」と田辺TD
9月1日
2019年F1ベルギーGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手、アレクサンダー・アルボンは14番手だった。アルボンはスペック4へのパワーユニット(PU/エンジン)交換によりグリッド降格が決まっていたため、1回のアタックラップのみでQ2を終えた。
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは18番手、ピエール・ガスリーは16番手と、ともにQ1で敗退した。ガスリーは最後のアタックラップでQ2進出を狙ったが、セッション終盤にアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがトラブルでストップし赤旗が出たため、ラップを断念しなければならなかった。
今回ホンダは新しいスペック4のパワーユニットをアルボンとクビアトのマシンに投入、年間使用可能な基数制限を超えての交換であるため、ふたりはグリッド後方からのスタートというペナルティを受ける。土曜時点でパワーユニット交換によるペナルティを科されたドライバーが6人いる関係で、暫定グリッドではアルボンには18番グリッドが、クビアトには19番グリッドが割り当てられている。一方ガスリーのグリッドは暫定14番手に繰り上げられた。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
まず始めに、本日のF2決勝レースでの事故によるアントワーヌ・ユベール選手のご逝去に際し、ホンダを代表して同選手のご冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご友人の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の、少しでも早い回復をお祈りいたします。
今日の予選では、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が5番手と、明日に向けてまずまずのポジションを確保してくれました。Q1の最初に一時的なパワーダウンが発生したため、一旦アタックをやめることとなってしまいましたが、その後はセッティングを変更しQ3まで走りきること ができました。
一方でレッドブル・トロロッソ・ホンダのガスリー選手とクビアト選手は他車のトラブルによる赤旗の影響でアタックできず、Q1敗退と残念な結果になりました。このレースから新しくスペック4を投入したレッドブルのアルボン選手、トロロッソのクビアト選手については、ペナルティにより後方からのスタートが決定しているため、今日はレースに向けたセッティングの最適化に時間を費やしました。
明日はスペック4のPUを使用した初のレースになります。PUにとって厳しい高速サーキットですが、4台全てが走りきることを目指し、更なるポジションアップを狙います。
(autosport web)
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