【】ロシアGP:グリッドにつく前から始まる駆け引き

10月15日

こちらのコラムはF1速報サイトでしか読めない、完全オリジナルコラムです。

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 サインツJr.のクラッシュはひやっとしました。彼とフェルスタッペンは、まあ若さは大事だけど、上位勢と比べて荒さはありますね。攻めてはいるんだけど、「速く走りたい」という気持ちが前に出すぎている。そういう意味ではコントロールはうまいんだけど、これから勉強といったところでしょうか。

 ソチのコースは市街地なんだけどフラットで、クルマの空力で対応できた感じですね。コースがフラットな分、車高もぎりぎりまで攻めることができたので、いつもより火花が多かった。ダウンフォースが多いメルセデスの良さが活きた感じです。ただ同じようにダウンフォースのあるレッドブルが今ひとつだったのが不思議です。やはりPUの違いなのでしょうか。

 予選のロズベルグは攻めていたけど、ライバルよりは曲がっていました。フェラーリが一番曲がっていませんでした。でも決勝ではそれも収まっていた感じです。
 今回ロズベルグが予選でハミルトンに勝った要因としては、ハミルトンは小さいコーナーが苦手なのではないでしょうか。鈴鹿のヘアピンでロックしてましたし。中高速コーナーが得意なんだと思います。対してロズベルグはブレーキからターンインでうまさが出ている。ハミルトンは突っ込みタイプなのでブレーキをがんばりすぎて、リヤが浮きやすくなり不安定になる。タイヤへの入力はハミルトンの方が高いでしょうね。


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