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【F速プレミアム】ライコネン観察日記:伝記本の仕上がりに、いつになく上機嫌だったキミ

8月28日

 長年キミ・ライコネンの「番記者」を務めるフィンランド人ジャーナリストのヘイキ・クルタ氏が見た、アイスマンの言動をお送りするF1速報web限定連載。先日、発売したライコネンの伝記本についてインタビューを行った。

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 ある天気の良い木曜日の朝、場所はヘルシンキの市街地。10時ちょうどに来るはずだったキミ・ライコネンは、10分遅れでカラオケバー「ウォリス」に姿を現した。先日発売された彼の伝記「The Unknown Kimi Raikkonen(知られざるキミ・ライコネン)」のメディア向け発表会が、ここで開かれるのだ。

 キミはトレードマークのダークなサングラスをかけていなかった。彼がとてもリラックスした、良い気分でいることは、誰の目にも明らかだった。

 著者はフィンランドの有名な現代文学作家、カリ・ホタカイネンだ。その彼がキミにインタビューをしながら、この本を書いたのだが、ホタカイネンは本の制作に取りかかるまで、キミの名前と職業以外は何も知らず、キミもホタカイネンのことをほとんど知らなかったという。


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