2022.09.14

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:憶測に歯止めをかけたいアウディ、ザウバーの買収を否定


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 モンツァのパドックでは根も葉もないうわさが駆け巡り始めている。アウディのF1へのコミットメントについての話だ。アウディは現在アルファロメオの名前で活動しているザウバーの株式の75パーセントを取得し、現在タイトルスポンサーとしてアルファロメオが支払っている2500万ユーロ(約36億円)の穴埋めをするために2024年と2025年に資金援助を行うことについて、考え直しているというのだ。
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 ポルシェはレッドブルとの交渉が決裂したため、F1プロジェクトにブレーキをかけている。アウディの役員の一部は、ザウバーの名のままレースを続けるチームに資金提供を行うことに反対しており、次のように主張している。

「我々はパワーユニットプログラムに資金提供することに同意したのであって、チームが他の名前で運営されている間に買収することや、まして投資を行うことについて同意したのではない」

 アウディのCEOを務めるマルクス・ドゥスマンが、ザウバー唯一の株主であるフィン・ラウジングとモンツァで長いミーティングを行ったという事実は、うわさを鎮めることにはなったが、止めることはできなかった。ドイツの情報筋によると、ザウバーの買収はまだアウディの取締役会が承認していないということだ。

ドメニカリ、F1カレンダーの調整に苦心
(c)■news_photo_text■XPB Images
 2023年のF1カレンダーをチーム代表たちに渡し、F1のウェブサイトに掲載するというステファノ・ドメニカリの計画は、彼が割り当てた枠を受け入れられない一部のレース主催者たちから拒否されたために頓挫した。イモラのジャンカルロ・ミナルディら一部の主催者らはモンツァでドメニカリと会ったが、自分たちのレースが来年のどの枠になるのか何の情報も得られなかった。

 一方でベルギーGPやハンガリーGPの主催者らは日程の交換を受け入れた。ブダペストは7月23日にレースデーを移し、スパ・フランコルシャンはその1週間後のサマーブレイク前の日程となった。アゼルバイジャン、カタール、日本も提示された日程でのレース開催に難色を示している。そのためドメニカリは、FIA世界モータースポーツ評議会の承認を得るための暫定カレンダーを提出できるようになるまで、多くの再調整やさらなる交渉を行わなければならない。

シュワルツマン、フェラーリでFP1デビュー
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 ロバート・シュワルツマンはフェラーリでのFP1デビューを数週間後に控えており、チーム代表のマッティア・ビノットからは大きな信頼を寄せられている。イスラエル生まれのロシア人であるシュワルツマンは、オースティンとアブダビでの走行を予定している。これによりフェラーリは、若手ドライバーを2回の金曜日のセッションで走行させるという義務を果たすことができる。

 ビノットは次のように述べている。「ロバートは我々のためにファクトリーでも、レースに来た際にはコースでも素晴らしい仕事をしている。最近はフィオラノで昨年のマシンによるテストを行った。オースティンでの走行を前にスピードを出せるようにするためだ。彼は素晴らしい未来を持つドライバーであり、フェラーリは彼のサポートを継続する」

 しかし2023年には空きシートがほとんどない。ビノットはそのことを認めて次のように語った。「来年ロバートがF1でレースをするのは難しいだろうが、不可能ではない。だが難しくはある。そのためレースをする必要がある若手ドライバーである彼にとって最善の選択肢を検討している。今後数週間のうちに、2023年の彼の状況が明らかになり、決断が下されるだろう」

(Translation: AKARAG)

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