2022.10.14
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デ・フリース「F1の話し合いはモンツァよりずっと前から始まっていた」と明かす
(c)XPB Images
ニック・デ・フリースは1カ月足らずで、F1から見捨てられていた立場から、正式に2023年のアルファタウリのレーシングドライバーとなった。彼はウイリアムズのために体調不良のアレックス・アルボンの代役となり、モンツァで予想外のグランプリデビューを飾った。そして先週土曜日には、彼が来年の初めからアルファタウリに加入して日本人の角田裕毅のチームメイトとなることが発表された。
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しかしデ・フリースが鈴鹿で明かしたところによると、彼はモンツァで幸運を掴む前からすでにグランプリシート獲得に向けて働きかけていたという。「公にはまさにそういうことだが、確かにモンツァが多くの話し合いをスピードアップさせたことは認めるよ。一方で僕はF1のことにかなり長い間関わってきた。昨年フォーミュラEでタイトルを獲得した後はウイリアムズでチャンスがあったし、今シーズンこれまでに話し合いをすることが何度かあった」
「僕はメルセデスのリザーブドライバーであると同時に、ウイリアムズのリザーブドライバーでもあるから、そこでは良い関係を築いている。そういうわけで僕は話し合いの舞台裏にずっといた。オスカー・ピアストリのことやフェルナンド(・アロンソ)がアストンマーティンに移籍するといったことでシリーシーズンが始まったようなものだけれど、僕は舞台裏で常にその一部だった」
しかし元フォーミュラEチャンピオンであるデ・フリースは、FP3セッションの途中でようやくアルボンのマシンを引き継いだイタリアGPを9位でフィニッシュしてから、物事が加速したことを認めている。
「そうだね、モンツァが、皆が持っていたかもしれない潜在的な疑問や懸念を取り払ったのだと思う。 明らかにあの週末は運命的だった。マシンには競争力があったし、他のドライバーがグリッドペナルティを受けたりリタイアしたりしていた。それにセーフティカーがなければ、率直に言ってレースをフィニッシュすることはできなかっただろう。右フロントブレーキに問題があったからだ」
それ以降のことをデ・フリースは次のように認めた。「あらゆることが速く進んだ。モンツァの翌週に僕はマルコ博士に会いにオーストリアへ行った。現地で姿を見られたのでもはや秘密ではなくなった。そこから物事はかなり速く進んだ」
新たにアルファタウリのドライバーとなるデ・フリースはまた、友人で同胞のマックス・フェルスタッペンと会わなかったら、物事はこれほど速く動かなかっただろうと明かした。
「マックスと僕は素晴らしい関係を築いている。僕たちは同じような世代で、彼の方が少し年下だ。カートで育ったし、どちらもオランダ人だ。レースに出るために彼が父親とバンで回っていたところは、僕たちと似ている。互いにとても尊敬し合っているよ。彼は世界チャンピオンで、2度目のチャンピオンになろうとしている。今の時点で僕たちのスポーツの頂点にいる。僕がいると、年下でも彼は兄のように振る舞ってきたような気がする。モンツァの後、僕たちはモナコで夕食をともにしていた。可能性とチャンスについて話し合った結果、マルコ博士と話をし、同じ週にオーストリアで会ったんだ」
その後のことは、ご存知の通りだ……。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
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