2022.10.12
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メルセデスF1代表「ハミルトンにはあと5年いてもらいたい」
(c)XPB Images
トト・ウォルフは、ルイス・ハミルトンがメルセデスF1に「あと5年」留まるだろうと考えている。ウォルフはイギリスのテレビ局『Channel 4』でのデイビッド・クルサードによるインタビューでそのように明かした。元F1ドライバーであるクルサードは同局で仕事をしている。ハミルトンとメルセデスの現在の契約は来年末まで有効なので、彼の契約更新がすでに話題になっているのは奇妙に思えるかもしれない。しかしF1では、契約の締結が契約開始のかなり前に行われるのが最近の傾向だ。カルロス・サインツと2021年からの契約を締結したフェラーリは、契約発表を2020年の世界選手権開幕前に行ったし、マクラーレンもダニエル・リカルドについて同様にした。
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ウォルフはクルサードに、最近サーキットの外でハミルトンに会ったことを明かした。ふたりともモナコ在住なので、双方が街にいる時ならば集まるのは簡単だという。ウォルフは次のように語った。「我々はよく一緒に話す。先週も話をしていたが、彼はこのように言った。『僕はあと5年やれると思うけれど、そのことをどう思う?』と」
それはハミルトンのF1での計画が初めて公にされた瞬間だった。今まで7度の世界チャンピオンであるハミルトンは、自身の将来については口がかなり堅かったのだ。だが彼がイギリスGPで次のように認めたこともまた事実だ。「最終的にはトトと僕が、おそらくサマーブレイク中に話し合い、将来何をするか決めることになるだろう」
その話し合いが今行われている。ウォルフは次のように説明した。
「我々は長い時間をかけてともに成長してきた。お互いに完全に正直でいる。『もうこれ以上できない」と最初に言うのはルイスになるだろう。反応が得られないと感じるからか、やっていても楽しくないからだ。そして非常に頼もしいことだが、次の世代が育ってきている。だから、契約延長は実現するだろうが、たとえ合意したとしても、我々ふたりは常に将来の可能性について非常にオープンな話し合いをするだろう」
ハミルトンが40歳を超えるまでキャリアを延長する可能性について、ウォルフは気にしていないようだ。ウォルフは次のように説明した。
「40歳が、レーシングドライバーとして十分な力がなくなる年齢だと言えるかどうかは分からない。フェルナンド(・アロンソ)は41歳だが、彼は今も十分な力がある。では、フェルナンドは25歳の時と同じフェルナンドだろうか?私には分からないが、彼には今も高い競争力がある。トム・ブレイディが生活とスポーツを律するやり方に私は敬服しているが、彼は43歳か44歳でピッチに立っている。ルイスについては、彼はF1レースに完全かつ極度に集中した生活を送っていて、他の活動はすべて趣味に過ぎないのだから、かなり遠くまで行けると思う」
ハミルトンの契約を5年延長することは、彼自身とチームにとって長過ぎる約束かもしれないが、おそらくは2年契約で3シーズン目までという、双方にとって選択肢となり得る短い契約更新については、その種が蒔かれたようだ。これによりメルセデスは、近い将来も非常に強力なラインアップを持つことが保証される。ジョージ・ラッセルの契約は前々から2024年末までとなっており、やはり更新が予定されているからだ。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
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