2022.10.20
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:オースティンでFP1を走るジョビナッツィ、F1シート獲得へ向け正念場
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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アントニオ・ジョビナッツィはハースでの今年最後の走行で大きなプレッシャーに直面する。彼はケビン・マグヌッセンのVF-22を引き継いで、オースティンでのフリー走行1回目をミック・シューマッハーとともに走るのだ。2023年のマグヌッセンのチームメイト候補としては、ふたりはベテランのニコ・ヒュルケンベルグより不利な立場にいるかもしれない。セッションはジョビナッツィとシューマッハーのリアルタイム対決として見ることもできる。
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フェラーリはジーン・ハースに2023年シューマッハーを雇わせて、フェラーリとの技術協力に関連する費用を過去2年と同じレベルに維持しようとしている。パワーユニット、ギヤボックス、およびシャシー面での協力のために貸し出されている80名にのぼるフェラーリのスタッフにかかる総コストは、シューマッハーがいることでディスカウントを保証されているのだ。ジョビナッツィにとってもF1残留は死活問題だが、8月上旬にハンガロリンクで行われたアルピーヌの1日のテストでエンジニアを感心させた彼には、チームからサード兼リザーブドライバーのオファーを受けるという選択肢ができるかもしれない。
サウジアラビアでサーキット建設再開
サウジアラビアは、首都から北に50kmのところにあるキディヤ地区で、ようやく最新鋭のグランプリコース建設計画を進めているところだ。建設を担う移民が新型コロナウイルスのパンデミックのためにサウジアラビアから遠ざかっていたため人手が不足し、プロジェクトは約2年間保留になっていた。
当初は2022年のサウジアラビアGPの舞台として発表されていたキディヤのコースは、これ以上の遅れが発生しなければ2025年半ばの完成を予定している。しかしジェッダは長期にわたってレース開催を継続することを決めている。サウジアラビアのモータースポーツ関係者は、1シーズンに2回のグランプリ開催の意向があることをF1とFIAに示した。彼らはそのために必要な費用を支払う用意はすべてできているので、実現することになるのだろう。
91歳になっても裁判沙汰が終わらない
(c)■news_photo_text■XPB Images
バーニー・エクレストンに対してイギリス国税局が起こした裁判の2回目の審理が終わった先週、ロンドンの判事は1年後に脱税の罪でF1の元最高権威者を裁判にかけることを決定した。91歳のエクレストンは、4億ユーロ(約587億円)の海外資産を申告しなかった罪に問われている。彼は罪状を否認しているが、裁判官は裁判を進めるのに十分な証拠が提示されたと判断した。