2022.11.09

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:チームの不振にフェラーリ首脳部は失望。ビノット代表の更迭を決断か


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 マラネロの情報筋によると、マッティア・ビノットのフェラーリF1チーム代表としての地位は、深刻な脅威にさらされているという。今週初めのファクトリーでのうわさでは、ステランティス会長のジョン・エルカーンと、フェラーリのCEOのベネデット・ビーニャは、スクーデリアのリーダーとしてのビノットの任期を、今年末で終了とする決定を下したということだ。
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 シャルル・ルクレールが2022年シーズンに素晴らしいスタートを切ったにもかかわらず、彼のタイトル獲得が大きな失敗に終わったことへの失望があるという。ビノットとルクレールの関係は、これまでになく冷え込んでいるようにも見える。このふたりのどちらかを選ぶにあたって、エルカーンとビーニャは両名とも、彼らが大きな期待をかけている若いドライバーを支持することを躊躇しなかった。

 セルジオ・マルキオンネの生前に、マウリツィオ・アリバベーネの後任として取り沙汰された時のように、以前からフェラーリのお気に入りだったアルファロメオF1代表のフレデリック・バスールがビノットの後任になる可能性が最も高いと言われている。伝えられるところによると、交渉は数週間前から始まっており、ゆっくりではあるが確実に進んでいるという。

ブラジルGPで厳重警備
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 F1の各チームはブラジルGPの週末の間、スタッフのセキュリティを強化することを決定した。サーキットとホテルの行き来を全員が安全に行えるようにするためだ。チームがスタッフをインテルラゴス・サーキットに移動させる時は、関係車両とは識別できない、ウインドウにスモークフィルムを貼ったクルマを使用するのが当たり前だ。

 車内の全員がチームユニフォームを着ているのを外から見られることを防ぐためで、サーキットの近隣エリアは、普段でもかなり危険な場所なのだ。しかし今年は、最近の選挙でジャイル・ボルソナロ大統領がルーラ・ダシルバ元大統領に敗北し、ボルソナロ大統領の支持者たちが選挙結果に異議を唱えていることから、各チームは通常よりもさらに注意を払うことを決めている。作業スタッフの安全を保証するために地元の警備会社が雇われており、F1史上最大の保安作戦が行われている。

ポルトガルGPが2023年に復帰
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 リバティ・メディアの情報筋によると、ポルトガルは、今後数週間のうちに契約が合意に至れば、2023年のF1カレンダーに復帰するという。2023年の中国GPの中止については誰もが形式だけのものと考えているが、F1はプロモーターのJuss Eventとの現在の契約を追加費用なしで1年延長することに消極的だ。

 ステファノ・ドメニカリは考えを変え、2023年に24戦のグランプリを開催することを決意した。そして上海のレースの理想的な代替地として焦点が当てられているのがポルトガル南部にあるアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェだ。ポルトガルは、ヨーロッパの国々のなかで4月中旬に悪天候を避けることができる数少ない国のひとつで、4月16日に予定されようとしているレースには、自国の寒さと雨から必死に逃れようとする北ヨーロッパのファンたちが、グランドスタンドを満員にすると予想されている。

 FOMとアルガルベのプロモーターとの交渉は急速に進んでおり、ドメニカリは早ければブラジルで、土曜日恒例の朝食会においてチーム代表たちに契約を発表することを望んでいる。

(Translation: AKARAG)

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