2022.11.19

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ハースF1チーム代表、ヒュルケンベルグを選んだ要因はシューマッハーとの『経験の差』


(c)XPB Images
 ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーが木曜日に明らかにしたところによると、2023年のケビン・マグヌッセンのチームメイトにミック・シューマッハーではなくニコ・ヒュルケンベルグを選んだ決定要因は、ふたりの経験値の大きな違いだったという。

 シューマッハーに何が欠けていたのか尋ねられたシュタイナーは次のように説明した。「F1での複数年にわたる経験だ。彼は我々以外のチームに所属したことがない。一方のニコは、3から4チームに所属した経験がある。そのためニコには経験がある。経験というのは積むのに時間がかかるものだ。現時点で我々には時間がない。我々は向上を望んでおり、今のポジションにいたいとは思っていないからだ。我々はもっと上に行きたいのだ。だからより経験のあるドライバーが必要だった」

 それでもシュタイナーは、シューマッハーにはチームを進歩させる能力がないのかと尋ねられると、すぐ彼を擁護した。
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「そのようには言っていない。ミックにはニコが持っている経験がないということだ。そして我々はチームを前進させるために、経験が必要だった……。ドライバーが将来に向けて準備ができていなかったとは言っていない。私が言っているのは、チームは将来のためにさらに大きく向上する必要があるということだ」

「今のチームの状況をミックのせいにしているのではない。全体的に見ると、チームは2018年までの最初の数年は順調に進歩していた。そのように捉えて前進しようとしたが、その後2019年と2020年に我々は低迷した。だからまた我々は前に進む必要がある。それには以前のように経験豊富なスタッフとドライバーで取り組むのが最善の道だ。他のチームで得た経験がこのチームにもたらされることになる」

 一般的に懸念されているのは、2023年シーズンの初めからすぐにヒュルケンベルグがパフォーマンスを発揮できるかということだ。彼は過去3年は一線から退いており、フルタイムのドライバーではなかった。その間に新型コロナウイルスに感染した(セルジオ・)ペレス、(ランス・)ストロール、(セバスチャン・)ベッテルの代役で5回のグランプリに出場しただけだ。

 シュタイナーはそのことを考慮したことを認めているが、ベテランのヒュルケンベルグは最初から優れた走りをすると信じている。

「そのことも検討したが、この数年に彼がドライバーの代役を務めた時はすぐに調子を上げていた。先ほどアストンマーティンが、火曜日に彼を我々のところで走行させると連絡してきたので、そのことについて彼らには感謝している。そうして来週には、彼はパフォーマンスを磨くことができるだろう。バーレーンでのプレシーズンテストもあるので、彼はすぐにも取り組むことができると考えている」

「身体的には、これらのマシンはかなり要求が厳しいので、慣れるまでにしばらく時間がかかるだろう。筋肉を鍛える唯一の方法は、マシンをドライブすることだからだ。来年にはその時を迎えるわけだが、彼はかなり仕上がっているし、問題になるとは思っていない。彼は現役復帰後すぐにパフォーマンスを発揮できるだろうかという疑問はもちろんある。しかし直前に招集されたレースで出した結果を見ると、彼はかなりのものだった」

(Grandprix.com/Translation: AKARAG)

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