2022.12.20
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アンドレアス・ザイドルのザウバー早期移籍の背後にアウディとの関係
(c)XPB Images
マクラーレン代表を務めてきたアンドレアス・ザイドルが2026年シーズンからF1に参戦するアウディに移るよりも前に、マクラーレンからザウバーに移籍したことは、ザイドルがマクラーレンとの契約が終了する2025年末までチーム代表を務めると予想していた人々を少々驚かせた。ザイドルは常に、ザウバー買収完了後のチーム代表の最有力候補だった。
12月13日、ザイドルがザウバーCEOとして加入することがザウバーから発表され、マクラーレンがレース担当エグゼクティブディレクターを務めてきたアンドレア・ステラのチーム代表就任を発表した数時間後に、マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンはこの迅速な動きについて説明した。
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「アンドレアスは契約が終了したらチームを離脱すると、すでに私に話していた。そのためフレデリック・バスールがフェラーリに移籍したとなれば、ザイドルをあと3年我々のところに引き留めておく理由はないと考えた。我々は彼をリリースすることにすぐに同意した」
いくつか詳細について尋ねられたブラウンは、ザイドルに関して状況がどのように展開したかについて非常に率直だった。
「彼はシーズンのある段階で、契約が満了したらチームを離脱すると私に知らせてきた。 彼の経歴を考えると、行き先がどこになるのかは非常に明白だったし、よく理解できることだった。当時、我々は近い将来に向けて継続する意志があった。我々の関係は非常に健全で、彼には厳格な仕事上の規律があった。シーズンの終わりに我々がやるつもりだったことは、2025年シーズンの終わりには変化が訪れるということを世界に知らせることだった」
「しかしながら、ペースの速いF1の環境において、フレデリック・バスールがフェラーリに行くことが明らかになり、事態が動き始めた。そしてフィン・ラウジングから、アンドレアスを早期にリリースする可能性について話し合う必要があるかどうか確認の連絡が入った。私は『アンドレアスが今、チーム代表として移籍したいというのなら、私は喜んでそうさせるだろう』と返事をした。そうすれば誰もが近い将来に向けた恒久的なポジションに就くことができると考えた」
マクラーレンがザイドルにガーデニング休暇の取得を強制するのではないかという予想もあったが、ブラウンはそのような指針を信じてはいないと説明した。「多くのチームがガーデニング休暇の手を使っていることは知っている。しかし我々がマクラーレンで示しているように、関係を解消する方法は複数ある。レーシングドライバーであろうが、従業員であろうが、全員にとって非常に実際的な条件で行うことができると考えている」
そのためザイドルは、1月2日にはもうザウバーのファクトリーでの仕事を開始することができるだろう。まずはフィン・ラウジングと、チームのマネージングディレクターを務めるアレッサンドロ・アルニ・ブラビに会い、その後ファクトリーとマネジメントチームの残りのメンバーに合流して、2022年に最も進歩を見せたチームが順位を上げていくための仕事を始めるだろう。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
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