2023.01.06

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:メルセデスF1代表、レッドブルの予算制限違反に対する不信は消えず


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 トト・ウォルフは、昨年末にポーランドのウェブサイトで公開されたインタビューにおいて、クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコに皮肉を言わずにはいられなかった。レッドブルによる2021年の予算制限違反に対し、FIAが科したペナルティは公平なものだったと考えているか尋ねられたウォルフは、かなり譲歩した姿勢で次のように答えた。
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「それは問題ないと思う」しかしウォルフはすぐに次のように付け加えた。「最大のペナルティは風洞使用時間の削減と700万ドル(約9億円)の罰金ではないと思う。最大のペナルティはチームの評判に傷がついたことだ。ある意味、業界内では素晴らしいブランドであるレッドブル本体にとっては不公平なことだろう。だがレーシングチームと人々の評判に打撃となった」

 これはオリバー・ミンツラフに向けた明確なメッセージとなっただろう。新たにレッドブルのプロジェクト兼投資担当CEOを務めるミンツラフは、モーターレースプロジェクトの直接の責任者なのだ。メルセデスとレッドブルの間のわだかまりが長引くことが言葉によって示された。メルセデスがスピードを取り戻したら、2023年には一触即発のバトルにつながる可能性がある。

ハノイのストリートサーキットでイベント開催

 ホンダベトナムは、使われていないハノイのストリートサーキットで初めての公式イベントを開催した。新型コロナウイルスのパンデミックによりF1シーズンの序盤が中止された2020年に、初のベトナムGPを開催するはずだったティルケのデザインによるサーキットが、ようやく日の目を見たのだ。

 コースの常設部分が今後どうなるのかは不明なままだが、そのエリアを本物のスポーツシティにし、将来すべてのナショナルチームがトレーニングを行える拠点とするべく、構造物を解体してミーディン国立競技場を補完する施設の建設を求める声が上がっている。

 ホンダベトナムのサンクスデーでは、地元のファンがF1コースとなるはずだったコースの一部を試すことができた。イベントは大成功を収めたため、ベトナム自動車連盟は、近い将来に正式なレースを開催することを検討している。


カルロス・サインツがダカールラリーを観戦
 カルロス・サインツの冬休みは、両親と姉妹とともに過ごすサウジアラビアへの長い旅行が含まれている。彼の父でラリー界のレジェンドであるカルロス・サインツ・シニアが、サウジアラビアで開催されているダカールラリーに参戦しているのだ。

 生来のレーサーである若きサインツは、家族と新年のパーティーをするためだけにサウジアラビアに行ったのではない。彼はイベントに強い関心を持っており、ラリーのスタート前には父のアウディのサイズを試してみたし、序盤のステージでは見晴らしのいい場所を選んでラリーを観戦していたのだ。

 サインツの競争本能はステージ2でも発揮された。彼は狭いコースの真ん中に大きな岩を見つけると、父にきちんと減速してその岩を回避するように警告できる小高い場所に上がった。岩の上から息子が注意を向けているのを見たサインツ・シニアは、適切に速度を落として危険を回避し、見事にステージ優勝を勝ち取った。必要であれば少しのことも役に立つし、サインツ・シニアのような伝説的なベテランのラリードライバーであっても、時には人の助けを借りることもあるということだろう。



(Translation: AKARAG)

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