2023.02.05

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:アルファタウリのチーム代表の座を失いかけたフランツ・トスト


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 レッドブルの情報筋によると、フランツ・トストはアルファタウリのチーム代表の座を失いかけたという。昨年のアルファタウリの結果不足に不満だった短気なヘルムート・マルコは、この17年間レッドブルのジュニアチームを率いてきたトストを解雇して、ハイテックのマネージャーのオリバー・オークスを入れるところだった。
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 元F3のドライバーであるオークスは、若手育成にかけてはベテランのトストよりも能力があるとマルコはみなしていたが、結局クリスチャン・ホーナーやレッドブル陣営の主要メンバーらが長年のパートナーであるトストを擁護し、彼をそのポジションに留めることに成功したのだった。

 トストのマネジメントの下、(セバスチャン・)ベッテル、(ダニエル・)リカルド、(マックス・)フェルスタッペン、(カルロス・)サインツがF1での仕事を学んだことを考えると、最近のレッドブル若手ドライバープログラムの結果不足について彼を責めるのは難しいことだ。問題の根源は、マルコ自身が主導している、非常に一貫性のないドライバー選抜プロセスにあるのだ。

ローガン・サージェントのトレーニング
 2023年シーズン、ウイリアムズF1のドライバーとして参戦するローガン・サージェントは、初めてのF1シーズンに向けて懸命に準備を整えているが、一部のベテランドライバーたちが始めた中東やアルプスでトレーニングキャンプを行うという流れには乗らずに、いくつかのプロサイクリングチームの好みにしたがってポルトガル南部に向かった。

 そこではイギリス時間のままでいることができるし、彼の拠点からたった3時間のフライトで行ける距離だ。また、イギリスよりも良好な天候を楽しめる。サージェントはトレーニング方法について次のように説明した。

「トレーニングキャンプでの典型的な1日は、まず午前6時頃起きて、美味しいスムージーとスナックを最初のセッションの前に摂る。毎日いろいろ組み合わせるけれど、だいたいは朝の早い時間に高負荷のワークアウトをする。有酸素運動をして毎日を有効にスタートさせるんだ。朝食の後で少しプロテインを摂り、長距離走やビーチスプリント、ピッチワークをやりに出かけた。これが最高だった。その後、もっと軽いアクティビティをやる前に昼食だ。午後はパデルやテニス、アメリカンフットボールなどをプレイした。キャンプ中はいろいろ組み合わせた。そしてウェイトリフトをやって1日を終えた。首と体幹も鍛えたよ」



角田とデ・フリース、旧型マシンでテスト
 アルファタウリは、3週間後にバーレーンへ行って新車のAT04でそれぞれ1日半のテストを行い、そのままシーズン開幕戦を迎えるより前に、古い仕様のマシンでドライバーに走行時間を与えるというフェラーリの戦略を忠実になぞっている。

 先週アルファタウリはイモラへ小旅行を行い、日本人ドライバーの角田裕毅があまり理想的とは言えない天候のなか、トラブルなしの1日を送った。月曜日にチームはアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリへ戻り、2020年仕様のAT01を新ドライバーのニック・デ・フリースに走行させた。

 ピレリタイヤを作動温度にまで上げるにはコース温度が低すぎたが、少なくともデ・フリースは完全なドライコンディションのなかを走行し、初めてのグランプリシーズンに向けた準備にあたって、マシンのシステムとホンダのパワーユニットについて貴重な経験を積むことができた。





(Translation: AKARAG)

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