2023.02.10
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:フェルスタッペン、マルコが語った「機内にシミュレーターを設置」を笑い飛ばす
(c)Red Bull
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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マックス・フェルスタッペンは、レッドブルとフォードの提携発表の際に、珍しくヘルムート・マルコに当てこすりを言った。フェルスタッペンのプライベートジェットにシミュレーターを設置することには「無理がある」と言ったのだ。
マルコが、ドイツとオーストリアのメディアと毎日行っているインタビューのひとつで行った発言によって、フェルスタッペンは「ニュース」についての質問に答えなければならなかった。マルコはフェルスタッペンがF1に没頭するあまり、「彼はプライベートジェットにシミュレーターを設置した。彼はフライトに退屈しているが、これなら飛行中に最も好きなことができる」と断言したのだ。
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2度の世界チャンピオンはそうした発言を笑い飛ばし、次のように説明した。「ヘルムートは僕が言ったことを理解していなかったようだね。それでこうなったんだ。でも僕はシミュレーターを機内に設置することはしないよ。現実的ではないからね」
F1チームがクーデター?
F1チームがクーデターを起こし、FIA会長のモハメド・ビン・スライエムをデビッド・リチャーズに置き換えたという話は、パリにあるビン・スライエムのメインオフィスで思わぬ笑いに包んだ。なぜならF1チームはFIA会長選挙の投票権を持っていないからだ。
FIA会長の選出は世界中のスポーツ連盟と自動車クラブが行うことで、4年に1回投票が行われる。この話は商業権保有者であるリバティ・メディアに近い人物によって仕込まれたのは明らかだ。リバティ・メディアは、ジャン・トッドが解放した多くの権限をビン・スライエムがFIAに取り戻そうとしていることに大きな不満を抱いている。しかしチームやF1でさえ、FIAの現在の運営に何らかの影響を与えられる可能性はゼロに近い。(ステファノ・)ドメニカリと上層部、そしてチーム代表の全員が、そのことを完全に認識している。
ロサイル・インターナショナル・サーキットに新たな投資か
(c)■news_photo_text■XPB Images
FIFAワールドカップが終わった今、カタールのF1への関心が高まっているが、サウジアラビアやバーレーン、アラブ首長国連邦が行ってきたような投資はまだなされていない。グランプリに使用されるコースはオープンして10年以上が経っており、カレンダーのなかでも最も窮屈な会場のひとつであることは明らかだ。しかし地元自治体はある意志を示し始めている。国営航空会社のカタール航空は、エミレーツ航空からF1公式エアラインの座を引き継ぎ、この特権に年間5000万ドル(約66億円)を支払うという。これは2018年からエミレーツ航空が払ってきた金額の2倍にあたる。