2023.02.16
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2026年にレッドブルと組みF1復帰するフォード「無制限の予算はない」と警告
(c)Red Bull
フォードがレッドブルと組んでF1に復帰することは多くのニュースの見出しを飾ったが、フォードはこれまでの2回のF1参戦と同様に、技術面というよりはマーケティング活動のために3回目のF1グランプリ参入にアプローチしているのは明確だろう。
2026年の初めからレッドブル・フォードの名の下でレースをするという、この新たな提携の発表のなかで、フォードのモータースポーツ担当グローバルディレクターのマーク・ラッシュブルックは、次のように明言した。「時としてレースが求めてくるような無限の予算は我々にはない。我々はレースに勝つために戦略的に適切なパートナーと組んでF1に参戦するが、それは節度のある予算によって行う」
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フォードは2004年シーズンの終わりにジャガーブランドをF1から引き上げて、チーム全体をレッドブルに売却したが、その理由のひとつを考えれば、フォードがレッドブルとの新たな事業のために確保した予算は次にラッシュブルックが述べたとおりだろう。「間違いなく無限のものではないことは私が証明できる。責任あるやり方でレースに参戦する。他のすべてのシリーズも同様にしており、F1も例外ではない」
2026年仕様のパワーユニットの設計開発は、ほぼレッドブルの本拠地ミルトンキーンズで行われている。この提携におけるフォードの技術的な関与は、レッドブルの役に立つようなハードウェアなど非常に限られた分野になるだろう。このことは、22年ぶりにF1に復帰するという発表のなかで、新たなパートナーシップからフォードが得られる最大の利益はマーケティングのオペレーションから生まれるとラッシュブルックが認めたことの説明になる。
ラッシュブルックはためらわずに次のように述べた。「我社のマーケティングチームにとって何が機会となり、何が真の利点になるのかという点で、重ね合わせた追加プログラムのようなものとしてこれは非常に特別なものだ。長年行うことのなかった方法でモータースポーツを活用できるのだ」
これを聞いた誰にとってもメッセージは明白だった。ゼネラルモーターズとキャデラックブランドのように、フォードはマーケティング活動としてF1に復帰することを考えている。設計も開発もしないパワーユニットをブランド化する。彼らが技術的に関与するのは、いずれレッドブルが電気系統などの分野で助力を求めたときだけだろう。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
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