2023.03.23
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:レッドブルにおけるリカルドの微妙な立場
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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ダニエル・リカルドの姿がジェッダになかったことから、彼は今年のリザーブドライバーとしてレッドブルに気に入られているわけではないことが明らかになった。マックス・フェルスタッペンが前週からのひどい胃の不調からサウジアラビア到着を遅らせたため、彼の回復がFP1開始に間に合わないか、もしくは超高速で過酷なコースで50周を走行するほど体調が戻らない最悪の事態に備え、レッドブルにとっては現地でフェルスタッペンのマシンにリザーブドライバーを待機させることが重要だった。
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しかしながらリカルドは、3月初旬に故郷のパースを訪れ、そのまま家族や友人と快適に過ごしていた。リカルドが2023年のグランプリに初めて参加するのは、母国GPとなる来週末のオーストラリアGPの予定だ。ジェッダ入りしてレッドブルとアルファタウリ双方のために待機していたのは、今年日本のスーパーフォーミュラに参戦するリアム・ローソンだった。レッドブルが、必要な場合に4人のドライバーのうちのひとりの代役を起用するにあたって、第一の選択肢としているのはローソンのようだ。そのことは次のように認めたヘルムート・マルコによって裏付けられた。「日本でレースをしている、我々のリザーブドライバーのリアム・ローソンがここに来た。だがマックスの回復がレースに間に合うことは明らかだったので、ローソンにドライブさせることはないと予想していた」
2024年のサウジアラビアGPは開催時期変更か
(c)XPB Images
サウジアラビアは、来年の開幕戦開催について再考している。バーレーンでテストを行った後にシーズン開幕戦のためにジェッダに向かうよりも、グランプリの前週の木曜日から土曜日までサクヒールでテストを行う今年のスケジュールを繰り返した後、2024年シーズンはバーレーンでスタートしたいという希望を各チームは明確にしているのだ。来年のラマダン休暇が3月10日(日)の夕方という早い時期に始まることを考えると、それより前に最初の2レースを終えることは不可能だ。バーレーンがチームのお気に入りの会場となっているが、ジェッダはグランプリをラマダンが終了する4月8日(月)の後に開催することに関心はないようだ。
サウジアラビア自動車連盟代表のハリド・ビン・スルタン・アル・ファイサル・アル・サウード王子は、「1年のその時期は、F1レースを都市で開催するには暑すぎるだろう」と述べている。また彼は次のように付け加えた。「それが最善の解決策だというのなら開幕戦を開催したいと考えているが、今のところは何も決まっていない。だが以前4月にバーレーンでレースを開催していた時のことから、気温が高すぎるとわかっている。そうでなければ、我々の地域の気候が良くなり始める10月のような時期に移すことになるだろう」カタールとの連戦はマシンに負担がかかるとみられている。ステファノ・ドメニカリには3月と4月に他のグランプリを移し、ヨーロッパのシーズンが始まる前のカレンダーを埋めるようプレッシャーがかかっている。
アンドレッティ、F1参入を確信
マイケル・アンドレッティは、現在FIAが進めているプロセスが終わり次第F1参入が認められるとそれなりに確信しているようであり、最近、イギリスから技術チームを率いることになる、非常に経験豊富な3名のエンジニアを雇った。元ルノーのニック・チェスターがアンドレッティのテクニカルディレクターに就任し、ジョーダン・グランプリやマノーで活躍したベテランのジョン・マクキリアムがチーフデザイナーとして彼に加わった。また、直近ではウイリアムズ、ルノー、メルセデスで経験を積んだジョン・トムリンソンが、空力責任者に任命された。
彼らの誰も、確信的なアイデアを思いついてチームを先頭集団に入れられるようなF1のトップエンジニアとは評価されていないが、彼らは全員、非常に堅実で信頼できると仲間たちから見なされている。彼ら全員がアンドレッティの仕事のオファーを受け入れたということは、アンドレッティがこの2年間追いかけてきたF1参戦のチャンスをついに獲得するという、強い確信を得ていることが示されている。
(Translation: AKARAG)
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