2023.03.26
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ピレリ、新たなF1タイヤ入札で有利になる可能性
(c)XPB Images
FIAによる、F1の新単独タイヤサプライヤー入札手続き開始の発表に反応したタイヤ会社はピレリだけだった。期間は2025年から2027年となっており、1年の契約延長オプションが付いている。ピレリは短い声明のなかで次のように述べた。「FIAが説明した枠組みは、ピレリのモータースポーツ戦略と密接に結びついており、2011年以来10年以上にわたってF1のグローバルタイヤパートナーを務めてきたイタリア企業として、大きな関心を抱いている」
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この声明ではピレリがFIAにオファーを提出することは確認されておらず、「ピレリの選考プロセスへの参加に関する最終的な決定は、当然ながらFIAの文書の精査を行ってから下される」と示唆されているだけだが、非常に近い将来ピレリがそうすることに疑いの余地はない。F1への関与は、過去12年間にわたりピレリの世界的なマーケティングキャンペーンの基礎となってきたのだ。
F1の独占サプライヤーとなることに関心を示している大手タイヤメーカーは他にないようだから、FIAの決断は非常に容易なものになるはずだ。ミシュランとブリヂストンは、自社製品の卓越性を証明できる、競合他社のいる環境でなければF1復帰に引きつけられることはない。また、両社はレーススタート前に多くのフリーテストの時間を要求するだろうが、FIAとチームは財政面の理由で許可しようとしないだろう。
一方、1998年末にF1を離れたグッドイヤーは、独占サプライヤーだとしても復帰に関心を持つ可能性がある。グランプリレースは近年アメリカで大きく人気を伸ばしていることから、オハイオ州アクロンに本社を置く同社が新たな入札に参加することはあり得る。しかしながらグッドイヤーが、ピレリのFIAとチームに対する財政的オファーと肩を並べられる可能性は低いので、ピレリが少なくとも2028年末まであと5年間、F1でのポジションを維持するというのが大方の予想だ。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
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