2023.04.15
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:予算制限の導入でF1専門企業が急成長
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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予算制限の導入により、ほぼすべてのチームは、財務レギュレーションによって規定された上限額に収まるように、会計上の創造性に頼らざるを得なくなっている。給与に加えて社会保障やその他の手当の支払いを避けるために、給与が高額なスタッフを関係会社に移籍させることは、この数年では一般的な慣行になっている。レベルの高い元F1スタッフが多く在籍している専門企業に仕事を依頼しているためだ。
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そうした企業のひとつに、マイク・ガスコインのMGI社がある。MGIは最近、アルピーヌの来年のマシンであるA524のパーツの一部の開発を行う契約を結んだ。ティレル、ジョーダン、ルノー、トヨタ、フォース・インディア、ケータハムなど多くのF1チームでテクニカルディレクターを歴任したガスコインは、自身の会社を10年以上前に設立し、いくつかのモータースポーツと航空プロジェクトに携わった。しかしF1チームからの需要が高まっているため、現在彼のチームの6つの役職について人材を募集しているところだ。F1チームからの要求に応えられるように、会社を成長させる必要があるのだ。
ベルギーGP契約延長の話し合い
(c)XPB Images
ベルギーGP開催契約は今年末で終了するため、スパ・フランコルシャンのプロモーターたちはあと数年間契約を延長できるように熱心に動いている。最近リバティ・メディアの代表団の訪問があったことで、ベルギーGPのCEOを務めるバネッサ・マースは、レースの将来について「はるかに楽観的に」なったという。
マースは地元メディアに対し次のように語った。「F1グループの代表団が今月、2日間にわたって訪れました。彼らは次のグランプリを2022年よりもさらに大きく成功させるためにどのような変更が行われたか視察しました」マースは次のように締めくくった。「私たちはスパ・フランコルシャンが今ではF1の仕様と条件を完全に満たしていると確信していますし、近日中に新たな話し合いが予定されています」
セパンサーキット、コース改修費用に苦心
(c)XPB Images
状況はまったく異なるが、マレーシアは今もF1のルートから外れている。同国の青年スポーツ大臣を務めるハンナ・ヨーの最近の声明では、この状況はすぐには変わらないことが示されている。多くのファンやF1関係者はセパンに戻りたいと願っている。レースに最適なコースのひとつであり、天候によって多くの想定外の要素がレースに投げかけられるところだ。ヨーは次のように語った。「モータースポーツは高額の費用がかかるため、青年スポーツ省はセパン・インターナショナル・サーキットだけが費用負担に耐えることを望んでいません。スポーツであれば、省とともに発展させるべきです」
ヨーはまた、次のように付け加えた。「コースを改修するためだけに、450万ドル(約6億円)の助成金を獲得するのに長期間待たなければなりませんでした。もしF1レースを開催できるのなら、すでにそうしているでしょう。でも現時点ではレースを行う余裕がないのです。今は助成金を緊急の修理のために使用する予定です」とヨーは話を結んだ。ドメニカリが探している、2024年にメルボルンとの連戦を行うための完璧な場所がここにあるのだが……。
(Translation: AKARAG)
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