2023.05.14

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:ウイリアムズF1の元チーム代表の現在


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 ウイリアムズを去ってから5カ月、ヨースト・カピートがF1パドックに戻ってきた。彼はほとんどの時間を、以前のチームのパドックの反対側にある、アルファロメオのホスピタリティエリアで過ごしていた!

 カピートは非常に忙しくしていると語った。「私は3社のスタートアップ企業のコンサルティングをしており、彼らに自動車技術とモータースポーツについての私の専門知識を提供している」
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 一社は配送用の自律走行車を開発している。もう一社は工学用語を重点的に、任意の音声をテキストに変換するソフトウェアを開発しており、「それは一部のレーシングチームですでに使用されている」ということだ。最後の一社は自動化の迅速な実装を可能にするAI技術を開発しているという……。

 カピートは次のように強調した。「私はどの企業からもお金を取らないが、すべての企業から株式を受け取っている。だからこれは私の時間の個人的な投資のようなものだ」

 自由な時間を楽しんでいるカピートは、次のように語った。「フルタイムで何かをやる計画はもうないが、多くの異なる分野における私の幅広い経験が有益だと考えている人たちを助けたいと強く思っている」

英語圏以外でトップ3を独占
(c)XPB Images
 マイアミで歴史が作られた。3人のスペイン語話者であるドライバーたちがトップ3を独占したのだ。メキシコ人のセルジオ・ペレスは、スペイン人のフェルナンド・アロンソとカルロス・サインツを抑えてポールポジションを獲得した。彼らは1954年のF1第3戦ベルギーGPで達成された記録を破った。

 当時のベルギーGPでは偉大なファン・マヌエル・ファンジオ(F1で5回のワールドチャンピオン)、ホセ・フロイラン・ゴンザレス(1951年にフェラーリのF1初優勝を果たしたドライバー)、オノフレ・マリモン(1954年のF1第6戦ドイツGPの予選でクラッシュしF1選手権初の死亡事故となってしまった)の3人のアルゼンチン人が、予選でそれぞれ1位、2位、4位につけたのだが、1950年の世界チャンピオンのニーノ・ファリーナが3位だったので、トップ3というわけにはいかなかった。

 この画期的な出来事から、スペイン人記者がトップ3のドライバーたちに母国語でひとつの質問に答えるよう依頼したことが、レース後のプロトコルにひっかかった。FIAが認可するイベントはすべて英語が必須言語とされているのだ。ペレスは英語で返答したが、アロンソはプロトコルを無視してスペイン語で答えた。その後記者会見を取り仕切るFIAスタッフに求められて、アロンソは発言内容の簡単な翻訳を追加した。

ベトナム、韓国GPが中国の代替に?
(c)XPB Images
 F1は来年の中国GPについてプロモーターのJussEvents社との契約があるが、静かながらも非常に懸命に開催を避けようとしている。プロモーター側は、過去4年間キャンセル料を支払ってきており、契約は2025年末まで有効であることを指摘して、レースを行うよう圧力をかけてきている。

 しかし中国と、アメリカ及びヨーロッパ双方との関係が現在冷え込んでおり、レース開催を進める場合、F1コミュニティとファンたちに制約が科せられる疑いがあることから、ステファノ・ドメニカリは上海のカレンダー復帰を避けようと努めている。最近行われたベトナムと韓国との交渉は、F1が中国に戻ることなしにスポンサーを満足させ続けるべく、この地域での代替候補を探していることを明確に示している。

(Translation: AKARAG)

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