2023.05.15

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ポール・リカール・サーキット、政府の支援でフランスGP復活を計画


(c)XPB Images
 ポール・リカール・サーキットの経営陣に近い情報筋によると、フランスGPは今年F1カレンダーの枠を失ったものの、長期間そのままということはないかもしれない。地元当局はフランス政府にイベントの資金調達に協力するよう圧力をかけており、エマニュエル・マクロン大統領は最終的に資金提供の可能性を示していると考えられている。マイアミではステファノ・ドメニカリが「マクロン大統領に会いたい。フランスGPはF1にとって重要なイベントだからだ」と意欲を表した。
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 ポール・リカール・サーキットの新経営陣と地元当局は、フランスGPを運営するために創設した企業のGIPの口座に2700万ユーロ(約40億円)の借金を抱えているが、フランス政府に対してすべての支払責任を負うようにロビー活動を行っている。そうなれば、ドメニカリとの交渉が再開されたら彼らはふたたびゼロからスタートできる。

 ポール・リカールの新会長であるジャン・アレジ、プロバンス-アルプ-コート・ダジュール地域圏副代表でグランプリの強力な支持者であり、自身は元MotoGPレーサーでもあるクリスチャン・エストロシ、そしてステファノ・ドメニカリによる初会談の舞台は、当然ながらまもなく開催されるモナコGPになるだろう。

 フランス側はレースを復活させるために満たすべき正確な条件を文書で知りたいと考えている。しかしながら、少なくともプロモーターの開催権料支払いの保証人としてフランス政府が交渉に参加しない限り、正式な話し合いは行われないことを彼らはすでに知らされている。そのため彼らがモナコへ向かってFOMのリーダーに会うというのなら、それはエストロシがすでにマクロン大統領からその趣旨の文書を入手しているからかもしれない。エストロシは前回の選挙でマクロンを支持していた。

 フランスGPをカレンダーに復帰させる最も可能性の高い解決策は、ベルギーGPとのローテーション制だと思われる。スパ・フランコルシャンも国の政府から何らかの支援を得ようと運動している。サーキットの経営陣は、ワロンの地域政府が開催権料の総額を支払うことはできないことを十分承知している。F1の要求する価格は上昇を続けており、各国では国家予算から資金を捻出することがほぼ必須となっているのだ。

(Grandprix.com/Translation: AKARAG)

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