2023.05.21

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:アルピーヌF1上層部で確執。チーム代表が更迭の可能性


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 アルピーヌF1のローラン・ロッシCEOが、自身が率いるチームの上層部に対し予期せぬ怒りを爆発させたことで、彼についての憶測が広まっている。自身の職が脅かされていると感じているロッシはチーム代表のオットマー・サフナウアーを辞任させようとしており、他の誰かをアルピーヌF1のチーム代表に据えようとしているという。マイアミではチーム代表の座についてふたりの名前が取り沙汰されていたが、実はその情報源の信頼性は低かった。
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 フランスの情報筋は、ロータスとマクラーレンでチーム代表を務めたエリック・ブーリエの名前を挙げていた。ブーリエが運営していたフランスGPのプロモーター企業は昨年末で閉鎖されたため、彼が候補になっているという。もうひとりはマッティア・ビノットでチーム運営についてロッシのお眼鏡にかなっていると考えられている。

 フェラーリでのビノットの経験は、自社でエンジンを製造しているチームを率いるのに役立つだろう。しかしビノットは2024年の初めまで他の企業に移る自由がないため、たとえ彼がロッシの第1候補だとしても、あと7カ月半はサフナウアーの後任になることはできない。

減少しているF1の視聴率
(c)XPB Images
 アメリカ、イギリス、イタリアで発表された最新のデータによると、今年は主要市場におけるF1のテレビ視聴率が低下しているという。昨年のマイアミGPと比べると、アメリカのテレビ視聴者数は2022年の260万人から192万人に減少した。しかしどちらの場合も、アメリカの人口の1%をはるかに下回っている。

 イギリスとイタリアの『Sky』は、1レースあたり約100万人の視聴者を獲得している。イタリアの人口は6000万人、イギリスは6700万人だから、アメリカに比べると目覚ましい市場浸透率だが、それでも昨年の同時期と比較すると約20%減少している。レッドブルとマックス・フェルスタッペンがシーズン最初の5戦で圧倒的強さを見せていて結果が予測できること、また、イタリアでは常に要因となっているが、フェラーリが不振であることがテレビ視聴者数を減少させている。この状況は、2024年の初頭に分配されるF1の利益に影響を及ぼすだろう。

予選におけるタイヤの固定
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 イモラでのレースが中止となったことで、F1が準備した革新的な予選形式は実施されなかった。ステファノ・ドメニカリがピレリの合意を受けて行った提案に従い、すべてのドライバーはQ1でハードタイヤ、Q2でミディアムタイヤ、そしてQ3でソフトタイヤを使わなければならない。このレギュレーション変更の結果、週末におけるマシン1台あたりのスリックタイヤの配分の合計は、通常の13セットから11セットに減らされている。

 このアイデアは、タイヤの配分を固定することで現状を変えることができるか、もしくは少なくとも速いチームが最初の2セッションでハード寄りのタイヤを使用してアドバンテージを得ることを防げるか確認するためのものだ。彼はこの形式が機能するかどうか、まだ未定だが別のグランプリでの実施を待たなければならないだろう。

(Translation: AKARAG)

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