2023.07.27

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:約620万円のトロフィーが作り直し


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 レース後のアクシデントの翌日、1826年に創設されたハンガリーの有名磁器ブランドのヘレンド社は、日曜日の第38回ハンガリーGPの優勝者であるマックス・フェルスタッペンの壊れたトロフィーを作り直すと約束した。同社のCEOを務めるアッティラ・シモンは、トロフィーの運命を残念に思ってはいるものの、「ヘレンドはハンガリーの国家イメージの構築のために重要な役割を果たしているため、トロフィーを新しいものに差し替えるつもりだ」と語っている。
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 優勝トロフィーは、2位のマクラーレンのランド・ノリスが表彰台を使ってシャンパンボトルを開けようとした際に落ちて割れてしまった。ハンガリーGPでトップ3のドライバーと優勝チームに手渡されたこの独自のトロフィーは、それぞれ1500万フォリント(約620万円)の価値があり、30人の職人が6カ月かけて作成したもので、各シーズンに手渡される最も価値のあるトロフィーとなっている。





ハンガリーGPが長期の契約延長
(c)XPB Images
 ハンガリーGPが2032年末までF1カレンダーに留まることになるよう契約が延長され、地元自治体はハンガロリンクの施設に大規模な投資を行うのに必要な長期契約が得られた。この開発はあと10回のグランプリにわたって償却することがわかっているからだ。再開発はハンガリーGPの合間に段階的に行われ、2026年のレース前に完成予定となっている。

 サーキットの所有者は今年初めまではハンガリー技術革新省だったが、現在はハンガリー国防省の一部であるスポーツ国家事務局になったことは注目すべきことだ。完全に新しいピットとパドックの複合施設の建設が予定されている。今のガレージは現在のF1の要求からすると狭すぎ、パドッククラブの施設は仮設で、やはり現在のF1の基準を満たしていないのだ。観客のためのより良い施設と、土日はひどい渋滞となるサーキットへのアクセスの状況も改善されるだろう。建設作業の第一段階がすでにこの8月から開始される予定だ。

撮影中のF1映画、ストライキによる影響なし?

 ハリウッドの脚本家によるストライキによって、F1のスタッフたちはAppleがブラッド・ピット主演で製作中の映画撮影の喧騒から、非常に歓迎すべき中休みを得た。ピットはロンドンでテニスのウィンブルドン選手権決勝戦を観戦した後、多くの著名俳優と同様に、脚本家と連帯してストライキに参加している。

 ハンガリーGPの週末では、撮影クルー全員と2台のレーシングカー、ドライバーの代役によってかなりの量の撮影が行われたが、俳優はおらず、もちろんピットも現地にはいなかった。ハンガロリンクは2週間前のシルバーストンに比べればはるかに静かだったのは明らかだ。パドックを走り回って仕事をしなければならないスタッフたちは一安心だった。次戦のスパ・フランコルシャンも同じ状況になる可能性が高い。ピットと彼の全クルーがグランプリに戻ってくるのは、早くてもモンツァになるだろう。ザントフォールトのダブルパドックは資材を収容するには狭すぎるためだ。その点では11番目のF1チームにとっても同じことになるが……。



(Translation: AKARAG)

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