2023.08.06
【F速プレミアム】 グランプリのうわさ話:アルファタウリ、拠点をイギリスに移行しレッドブルとの協業を緊密化
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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アルファタウリが2006年初頭に創立されて以来チームを率いてきたフランツ・トストの退任が目前に迫っているが、レッドブルはアルファタウリが必要とする設計製造業務の大半をミルトンキーンズに集約することを決め、レギュレーションで許される最大の範囲まで、レッドブル・レーシングとの相乗効果を拡大することにした。
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現在アルファタウリの拠点ファエンツァで仕事をしているスタッフは、契約期間中は仕事を続けられるが、イタリアの拠点は徐々にスリム化される。契約が終了しても現地で後任が採用されることはなく、そうしたポジションはイギリスのミルトンキーンズの拠点に移されることになる。
アルファタウリのメカニックと他のスタッフは多くがイタリア人であり、地元で暮らしていることから、チームはファエンツァに長期間拠点を置こうとしている一方で、設計と製造に関わるスタッフは徐々に歴史ある本拠地からミルトンキーンズに移されることになる。アルファタウリのほぼ全体が、二大技術パートナーであるレッドブル・レーシングとレッドブル・テクノロジーズの近くに拠点を置くことになれば、2チームがはるかに効率的に協業できるだろうと、クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコは考えている。
2024年のF1シートが厳しい若手
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2022年 FIA F2チャンピオンで2023年はアストンマーティンのリザーブドライバーを努めているフェリペ・ドルゴヴィッチが2024年にF1シートを獲得する望みはほぼ消えた。フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは来年もアストンマーティンに残留することが決まっているのだ。他チームのシート状況を見るとアルファロメオはまだ周冠宇との契約を延長しておらず、ウイリアムズのローガン・サージェントも新契約締結に近づいているわけではない。
だがドルゴヴィッチは、F1に限らず来年のレースに戻ることを決意している。2024年に向けてインディカーのトップチームであるガナッシ・レーシングから確かなオファーを受けているという。ドルゴヴィッチのマネジメントはWECとIMSAを含むダブルプログラムも検討しているが、2戦に出場したフォーミュラEでの彼の活躍を受けて、フォーミュラEの数チームも非常に有利な条件を提示している。
どの道を選ぼうとも、ドルゴヴィッチはリザーブドライバーのひとりとして、アストンマーティンとのつながりを維持するだろう。ドルゴヴィッチとストロールのチームとの関係は非常に良好で、チームのエンジニアたちは彼を留めておくことを強く願っている。彼のテスト能力は、プライベートテストで旧仕様のAMR21を走らせる時でも、チームのシミュレーター作業でも、非常に役立つと考えられているからだ。
マニクールでフランスGP復活の機運
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近い将来にフランスGPがカレンダーに復帰するチャンスについては、同国のエマニュエル・マクロン大統領が公然と支持していることから機運が高まっている。マクロン大統領は、「フランスは世界最大のスポーツイベントの一員になるべきだし、歴史と名誉あるフランスGPをF1カレンダーに復活させるために支持しない理由は見当たらない」と語っている。
ポール・リカール・サーキットは過去5年間に大きな損失を出し、今も公的資金から支払いが行われていることを受け、プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地域圏議会議長のルノー・ミュズリエは、イベントへのアクセスが良いニース郊外でのストリートレースを支持する意向を示した。ポール・リカールはファンとグランプリスタッフ関係者にとって、物流や交通の面で大きな課題があるためだ。
しかしヌベール地区の当局者も、マニクールでレースを復活させることに関心を抱いている。当地では1991年から2008年までグランプリが開催されていた。サーキットまでのアクセスが改善すれば、ここは興味深い代替地となる可能性がある。しかし最終的には中央政府が支持するプロジェクトが、早ければ2025年シーズンの契約をF1と結ぶことになるのだろう。
(Translation: AKARAG)
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