2023.09.10

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:ドメニカリCEO、モンツァ施設の改修スケジュールにいら立ち


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、グランプリのプロモーターであるイタリア自動車クラブとF1の間で合意されたモンツァの施設改修のスケジュールについて、工事開始がレースの翌週ではなく、最短でも11月になると知らされて快く思わなかった。その時期になると、建設作業を進めるには天候が芳しくないのだ。

 ドメニカリが工事の遅れについてプロモーター代表のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニから聞かされたのはモンツァでのことだったが、ドメニカリは日曜日の朝にイタリア首相のジョルジャ・メローニに会う機会を利用してこの件を持ち出した。
■regist■
 ドメニカリは、「以前にこのような約束をしたが、仕事がなされていない」と指摘したのだ。現在の契約は来年のグランプリ後に終了するが、彼は工事が実際に始まるまで、歴史的なコースであるモンツァをカレンダーに残すための新契約交渉を見合わせる可能性が高い。

 そのような状況でスティッキ・ダミアーニは次のように釈明した。「必要な作業のコストが、民間の投資家にとっては高すぎるため、政府の支援が必要だ。そのため、10月に選考プロセスを完了し、11月に施設の改修を始められるように、彼らからの保証を得たいと考えている」

堅実なテストを遂行したドルゴヴィッチ
(c)XPB Images
 アストンマーティンF1のリザーブドライバー、フェリペ・ドルゴヴィッチは、F1第15戦イタリアGPのFP1に続いてハンガロリンク・サーキットで、さらに2日間のプライベートテストを行った。使用したマシンはアストンマーティンAMR21でセバスチャン・ベッテルとランス・ストロールが2021年シーズンに使用したものだ。

 ドルゴヴィッチは、今もF1で来年のレースシートを獲得することを望んでいるが、彼のチャンスはザウバーかウイリアムズに限られているように見える。2024年は他のカテゴリーでレースをし、並行して翌年に待望のグランプリデビューを果たすためのプロジェクトの取り組みを続けていく可能性が高い。ザウバーは2024年のバルテリ・ボッタスのチームメイトが誰になるか、シンガポールGPより前に決定するとみられているが、ウイリアムズは決定を下すにあたって2台目のマシンの候補者を絞り込むために、10月下旬から11月上旬まで時間を取る用意がある。

 今のところ、ドルゴヴィッチは来年の活動が決まるのをそう長くは待ちたくないようだ。そのため周冠宇が3年目もザウバーに留まることになったら、ドルゴヴィッチはアストンマーティンのリザーブ兼テストドライバーを続けながら、耐久、インディカー、もしくはフォーミュラEで1年契約を確保するという筋書きが濃厚だ。

泥棒を追跡
(c)XPB Images
 カルロス・サインツは、イタリアGPで輝きを放った数時間後に、路上で3人の若者たちにリシャール・ミルの腕時計を盗まれるという非現実的な経験をした。犯人たちはフェラーリファンを装い、彼をハグしてモンツァでのパフォーマンスを祝福したが、素早く高価な腕時計をサインツの手首から外したのだ。

 サインツは何が起きたかすぐに気づき、ボディガードとともに泥棒たちを追跡し始めた。サインツに気づいた本物のファンたちが犯人たちを阻止し、警察が拘束するまで彼らを取り押さえていた。サインツは腕時計を取り戻した。イタリア警察は犯人は18歳から20歳のモロッコ人であり、今週初めにミラノの判事に引き渡される予定だと発表した。

(Translation: AKARAG)

最新ニュース一覧

2023-12-30更新
2023-12-29更新
2023-12-28更新

最新PHOTO一覧






|TOP|NEWS|