2023.09.17
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2025年にペレスの代わりにレッドブルのシートを獲得するのは誰か?
(c)XPB Images
セルジオ・ペレスとレッドブルの契約は来年の終わりで期限が切れるが、すべての兆しは、2024年F1世界選手権の終わりをもって彼らのコラボレーションが終了することを示している。これまでペレスは、「レッドブルでの成功を経験したので、小規模なチームに戻る意欲がない」と、レッドブルでの時間が終わればF1を引退することを始終ほのめかしていた。しかし最近のインタビューでペレスは、「自分が貢献できると感じられる環境にいることが僕にとって重要だから、ここにそうした環境がなければ他の場所を探すことになるだろう」と語った。
レッドブルに近い関係筋が主張するところでは、今年のオーストリアGP以降、マックス・フェルスタッペンはクリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコに対し、ペレスにいてほしくないとはっきり伝えているというし、他の情報筋は、フェルスタッペンが今シーズン末でペレスを追い出したがっていると断言している。ダニエル・リカルドがアルファタウリで起用されたのはそれが理由だという。リカルドがペレスの代わりを務められるか見ようというのだ。この計画は、リカルドが手を怪我したことで頓挫したようだ。リカルドは少なくとも4グランプリを欠場し、カタールで復帰するのが最も可能性の高いシナリオだ。
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しかしフェルスタッペンが来年に向け望みを叶えられなければ、ペレスが放出されるのは2025年になることが最も有力視されているため、レッドブルはフェルスタッペンをバックアップすることができる、速さはあるが政治的な面を持たない代わりのドライバーを必要としている。
ランド・ノリスは、ホーナーとマルコ双方が気に入っているドライバーのようだが、マクラーレンと2025年末までの契約を結んでる。そしてザク・ブラウンは、チームがトップ集団に復帰するのにノリスが重要な要素だと考えており、いかなる状況下でも彼を手放すつもりはないだろう。同様のことが、やはりレッドブルの注目を集めている若いチームメイトのオスカー・ピアストリにも言える。結局のところピアストリのマネジメントは、レッドブルと非常に強いつながりを持つマーク・ウエーバーが行なっているのだ。しかし彼は2026年末までマクラーレンの契約下にある。
フェラーリのドライバーであるカルロス・サインツとシャルル・ルクレールは、今のところ2025年はフリーとなっているが、レッドブルは2015年と2016年初めにトロロッソでフェルスタッペンとサインツのラインアップをうまく管理できなかったので、世界タイトル獲得がかかっている状況でこのふたりのドライバーをコントロールできる可能性はいっそう低くなるだろう。ルクレールの方はチームへの愛を公言し続けており、フェラーリと新たに長期契約を結ぶというのが一番ありそうなシナリオだ。したがってこの4人は、2025年にフェルスタッペンのチームメイトとなるべくレッドブルに加入する可能性が最も低いドライバーたちだ。
昨年末にレッドブルとの関係を解消したアレックス・アルボンも、不快な経験をしたチームへの復帰には関心がないようだ。そのため、ホーナーとマルコにとって候補者は非常に限られているとみられる。特に、ノリスに2026年のチーム加入を納得させることができた場合、関心を持つドライバーに彼らがオファーできるのは1年契約だけだからだ。もちろん角田裕毅とリアム・ローソンが招集される可能性もあるだろうが、若手であるふたりにとってそれは毒杯のようなものだ。彼らはレッドブルでの最初のシーズンに非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮しなければならないし、たとえフェルスタッペンのチームメイトとして素晴らしい成績を収めたとしても、2026年には他のチームのシートを探さなければならないことがわかっているのだ。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
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