2023.10.04

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:リカルド復帰に絡むレッドブルF1首脳陣とリアム・ローソンそれぞれの事情


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 レッドブルは、オランダGPのフリー走行中のクラッシュで左手に負った数カ所の怪我の回復に予想以上に時間がかかっているダニエル・リカルドに対し、完治してからグランプリレースに復帰するよう促している。リカルドは、第18戦カタールGP中はシミュレーター作業を行う予定だが、オースティンでの第19戦アメリカGPでレースに復帰することを望んでいる。アメリカを訪れるのが大好きなリカルドにとって、ここは世界でもお気に入りのコースのひとつだ。
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 しかしクリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコは、リカルドは手が完全に治癒してからレースに戻るべきだと主張している。とはいえ、彼らはリアム・ローソンが、第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)と日程が重なっている全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終ラウンドに参戦することを望んでいる。ローソンにシリーズタイトルを獲得するチャンスを与えたいのだ。

マリーナ・ベイのコースレイアウト
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 F1シンガポールGPのザ・フロート@マリーナ・ベイに代わるNSスクエアを建設後に、マリーナ・ベイのコースを元に戻す計画は廃止された。ドライバー、チーム、ファンたちは、4カ所の90度のコーナーが取り除かれ、接近戦とさらなるオーバーテイクを生み出す新しいロングストレートが追加された2023年のレイアウトを気に入ったのだ。当初のプロモーターの計画では、今年のバージョンは2024年にあと1回だけ使用する予定だった。

 しかしパンデミックの影響で新しい構造物の建設が2年近く遅れ、現実的に2027年にならないとラッフルズアベニューの裏の小さな通りを使用していた以前のF1コースに戻すことができなくなった。そのため、オン・ベンセンと彼のチームは、現在のレイアウトを残すことをすでに決定している。4年連続で新しいレイアウトを使用した後で、古いバージョンのストリートサーキットに戻すのもおかしなものだからだ。

マドリードのレース開催案
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 2026年末にF1とバルセロナ-カタルニア・サーキットとの現契約が満了した後、スペインGPをマドリード地区へ移す計画は、最近のスペイン国内の総選挙の結果を受けて完全に冷え込んできている。首都のエキスポセンター周囲にストリートサーキットを建設する計画を支持している右派政党がより多くの票を獲得したものの、彼らは議会で過半数を獲得できなかったため、次は左派政党が政権を狙う番だ。しかしながら首相候補のペドロ・サンチェスは、カタルーニャを含むいくつかの独立主義政党からの支持を必要としていることから、スペインGPをバルセロナから奪う動きに賛同することはないだろう。政権樹立のための過半数の票をどの政党も得られなかった7月23日の選挙以来、マドリードでのレース開催案を誰も話題にしていないのはそのためだ。

(Translation: AKARAG)

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