2023.10.19

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:アルピーヌF1との契約が失効したマイケル・アンドレッティ、残りふたつの選択肢を探る


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 アルピーヌのブルーノ・ファミンは、アンドレッティのF1世界選手権参入が決まった場合に彼らにパワーユニットとその他の技術を供給する契約は、数カ月前に失効したことを認めた。エントリーが正式に承認されるまで、交渉を再開する計画はないという。

「アンドレッティと何かをしたいと考えるのならば、正式で完全な契約について交渉する必要がある」とファミンは語り、「現時点で我々はアンドレッティといかなる契約も結んでいない」と付け加えた。
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 しかしマイケル・アンドレッティは今後他の選択肢を追求するかもしれない、アルピーヌと同様、ホンダとアウディはどちらも2026年のスタート時には1チームしか供給先がないため、重要なシーズンの初めにコースでのテストを2倍にできたら有益なことだ。

 しかしながらアウディは、まずはワークスチームに完全に集中したいと考える可能性が高い。だがローレンス・ストロールがアストンマーティンをサウジアラビアの民間投資ファンドに売却することになった場合は、ホンダがよい代替候補になるだろう。ホンダにとってのアメリカ市場の重要性と、キャデラックを通じてGMとより力強い関係を築くことの利点を考慮すればなおのことだ。

FIA F2で活躍したドライバーの進路
(c)XPB Images
 2024年のグリッドで空いているのはウイリアムズの1シートしかないが、それは2024年もローガン・サージェントがキープする可能性が高い。そうなった場合、F1史上初めて、すべてのチームが前シーズンを終えた時点と同じラインアップで次のシーズンをスタートすることになる。つまりルーキーはひとりもいないということになる。

 そのためFIA F2のトップドライバーたちはさらなるキャリアを求めて他の場所を探し始めており、今年リアム・ローソンが達成していること、そしてダニエル・リカルドの代役として彼がどれだけ早く順応したかということを考えている。

 彼らは全日本スーパーフォーミュラ選手権を、行き先の第1希望に選んでいるようだ。チャンピオン候補のテオ・プルシェールと、フレデリック・ベスティ、岩佐歩夢、ジャック・ドゥーハン、エンツォ・フィッティパルディの4人の直近のライバルたちは、全員日本のチームにアプローチしており、来年スーパーフォーミュラに参戦する予算を持っているようだ。

 もちろんそれによってフィールドの日本人ドライバーの人数が減る可能性があり、ホンダとトヨタはあまり受け入れたいことではないかもしれないが、5人のうちひとりかふたりだけがローソンのルートを真似ることができるというのが、最もありそうなシナリオだ。他のドライバーたちは来年はスポーツカーへ行くことになるだろう。

FDAで芽が出なかったドライバーたち
(c)Ferrari
 フェラーリはアカデミーを通じてサポートするドライバーの人数を大幅に削減する予定であると、チームの情報筋が語った。フレデリック・バスールは、単に数十人の若手ドライバーをカートから採用してその大多数が脱落していくのを目にするよりも、より能力の高いドライバーの人数を絞った方がいいと考えているようだ。

 伝えられるところによると、バスールはFDAの上層部にレッドブルの路線を進むことはしたくないと伝えたという。したがって傘下に留めるのはF2のオリバー・ベアマンとF4のトゥッカ・タポネン、そしてフォーミュラ・リージョナルのマヤ・ウィーグとF4のアウレリア・ノベルズのふたりの女性ドライバーのみとなるようだ。

 ディーノ・ベガノビックとジェームズ・ウォートンは放出されることになるが、アーサー・ルクレールとラファエル・カマラについては協議が続いている。ルクレールはF2、カマラはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパでそれぞれ期待外れのシーズンを過ごしている。

(Translation: AKARAG)

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