2023.11.14

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アルファロメオからザウバー、そしてアウディへ至る道


(c)XPB Images
 アルファロメオは数年間ザウバーチームのタイトルスポンサーを務めてきたが、この契約は今シーズン限りで終了する。2024年からチームの名称はザウバーに戻るが、2026年には新オーナーとなるアウディが正式にF1デビューを果たす。そのような状況のなか、メキシコとインテルラゴス双方のパドックでは、アウディの取締役会がF1プログラムを再考する可能性があるといううわさが飛び交っていたのだ。

 しかしチーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラービはうわさに反論した。
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「出回っているすべてのうわさについて明確にしたいと思う。アウディはF1に強くコミットしている。もちろんザウバーとともにだ。このコミットメントはアウディの取締役会だけでなく、アウディの諮問委員会およびアウディ/フォルクスワーゲンの監査委員会の決定に基づいている。したがってこれはグループの決定であり、深い関与がある」

 うわさの一因は、このプロジェクトに関するニュースが乏しいことだ。

「コミュニケーションが不足している理由は簡単だ」とアルンニ・ブラービは語った。

「我々はアルファロメオF1チーム・ステークだ。そのため年末まではチーム、将来、アウディの関与といったことについてのコミュニケーションには一定の制限がある。これについて我々はアルファロメオを全面的に尊重しており、レースに限定したこと以上のことについては、いかなる発表を行うことも望んでいない。しかしコミットメントはある。我々はチームの体制の構築に全力で取り組んでいるところだ。強力な採用計画を実施している。ジェームズ・キーもそのひとりだが、毎週新たに人材が加わっている。そしてこれはチームへの資金提供や開発プロセス維持に対するアウディの関与の問題ではない」

 今年初めにマクラーレンから移籍してきたテクニカルディレクターのジェームズ・キーは、F1におけるアウディの成功の“キー”となる可能性がある。

「ジェームズが加わったことをとてもうれしく思う」とアルンニ・ブラービは語った。

「彼は9月の第1週からスタートしたので、来年のマシンのC44にも貢献している。彼とともに、プロジェクトを徹底的に見直している。彼の経験のおかげで、マシンのあらゆる領域について詳細な分析を行うことができた。そのため、来年のマシンは今年のマシンの進化版にはならない。

 なぜなら今のコンセプトにはいくつか制約があると考えているからで、これ以上性能を引き出すことができないからだ。つまり、我々はシャシーからサスペンションまで、すべての分野においてまったく新しいマシンを持つことになるだろう。もちろん問題を特定するのは簡単だが、問題は修正が可能である必要がある。そのため我々は懸命に作業をしており、グループは成長している。新たな人材が加わってきており、彼らは来年のマシンにも貢献できるだろう。しかし我々全員に答えが与えられるのは、来年のバーレーンでのことだ」とアルンニ・ブラービは締めくくった。

(Grandprix.com/Translation: AKARAG)

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