2023.12.20

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:ザウバーF1との契約が終了したアルファロメオに残された選択肢


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 アルファロメオはモーターレースのプロジェクトから1年退き、2024年シーズンを使って2025年にWECに参戦する新車の準備をする決定をしたが、ハースとの交渉が失敗した後ではそれがアルファロメオに残された唯一の選択肢だった。

 同社のCEOを務めるジャン-フィリップ・インパラートは、「F1に近い値打ちを持つ他のカテゴリーはない」と明言している。アウディがザウバー買収を発表した時点で、インパラートはグランプリレースにアルファロメオの名を残すために代替案を見つけなければならないことを理解した。
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 しかしハースとの最初の交渉は、ハースがすでにマネーグラムと3年間のタイトルスポンサー契約を締結した後のことだったので、既存のザウバーとの契約を完全にコピーするのは不可能だった。その上、インパラートはザウバーと同じ金額でアルファロメオに多くの露出を与えてくれるF1チームは他にはないことにすぐに気づき、周囲の人々に「我々の契約がどれだけ良いものだったかはわかっている」と打ち明けた。

 WECへの移行は、プジョー9X8のメカニカルプラットフォームのほとんどを使用して行われるが、アルファロメオが独自の空力パッケージを開発することがこのマシンのアキレス腱だ。

マクラーレン、F3チャンピオンに期待
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 F3チャンピオンのガブリエル・ボルトレートが、マクラーレンとの新たなパートナーシップを開始した。彼はF2が開催した3日間のテストに参加し、アブダビから戻ってすぐにチームのシミュレーターで2日間を過ごしたのだ。マクラーレン・アカデミーの新ディレクターを務めるエマニュエル・ピロが最初に選んだ若手ドライバーであるボルトレートは、バクーでのFIA授賞式で次のように明かした。

「今週はシミュレーター作業を2日間行った。実際にマクラーレンのシミュレーター作業を初めて行った2日間だった。素晴らしい経験だったし、F1シミュレーターに乗るのも初めてだった。チームは彼らが目にしたことと僕の進め方に満足していると思う。初めてのことだったので、まだ改善の余地がたくさんあるのはもちろんだが、今後もマクラーレンのために多くのシミュレーター作業をする予定だ」

 2024年マクラーレンのFP1セッションに参加する可能性が最も高い候補者は、パト・オワードとおそらく平川亮だが、ボルトレートのF2シーズンが好調であれば彼が代わりになる可能性も高く、それはオフシーズンのルーキーテスト参加についても同様だ。

ザク・ブラウン、アンドレッティのF1参入を支持
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 マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOは、アンドレッティのF1世界選手権参入を公然と支持し続けている唯一のグランプリチームのボスだ。キャデラックが、2028年からアンドレッティに独自のパワーユニットを提供する準備をしていると発表しても、ステファノ・ドメニカリと他の既存9チームの立場を変えることはできなかった。

 ブラウンはアメリカのポッドキャストに話すなかで、アンドレッティの参入を受け入れることにはポジティブな面だけがあるわけではないことを認めたが、F1にアンドレッティを受け入れることにはマイナスよりもプラスの方が多いことを改めて指摘した。

「プラス面は、彼らはパイを成長させる助けになるということだ。そのパイとは何よりもファンだ。そしてテレビ収入だ。それはある市場での露出を増やすことになり、より多くのスポンサーを呼び込む助けになり得るし、レーストラックでの興奮につながる可能性もある。マイナス面は、パイが大きくならない場合、単に同じサイズのパイを分け合うことになる。それが大多数のチームが考えていることだと思う」

 ブラウンは次のように結論づけた。「私の考えでは、それがより多くのファン、収益、より有利なテレビ契約など、スポーツに付加価値をもたらし、パイが大きくなるのなら、その11切れ目のパイが欲しい。パイの10分の1が100倍としたら、それによって1000倍になるだろう」

(Translation: AKARAG)

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