【決勝日コメント】
アルピーヌのガスリーが10位「ハジャーと戦い続けたレース。マシンのペースを考えれば、もう少し上に行きたかった」
2025年F1サンパウロGP決勝で、アルピーヌのピエール・ガスリーは10位で1ポイントを獲得した。
9番グリッドからソフトタイヤでスタート。序盤はオリバー・ベアマン(ハース)と戦ったが、ガスリーは最終的に後ろにとどまった。その後、18周目にミディアム、39周目に再度ミディアムに交換する2ストップ戦略を取り、ほとんどのラップをアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)の後ろで走った。
55周目にトップ10の位置に戻り、リアム・ローソン(レーシングブルズ)を先頭とする、8台が1秒以内で続く隊列のなかで走ったが、ポジションは変わらず、ガスリーは10位でフィニッシュした。

■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌ・フォーミュラ1チーム)
決勝=10位(71周/71周)
9番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム
「今日また1ポイントを獲得できてうれしいが、マシンにはもっとペースがあったように感じるので、これ以上のポイントを獲得できなかったことに少しがっかりしている。レース序盤でもっと良いポジションにいれば、終盤に有利に働いたかもしれない」
「それでも、文句はないよ。最近のレースでの僕たちの状況を考えれば、この1ポイントという結果は、間違いなく受け入れられるものだ。次回に向けて、何を違うやり方でできたか、どう改善できるかをデータを見て検討していく」
「レースのほとんどの時間、アイザックとバトルをしていた。2度、ターン1で彼をオーバーテイクしたが、2度ともターン4への区間で抜き返された。どちらに転んでもおかしくない接戦だった。終盤は僅差の戦いのなか、最後の1ポイントに必死にしがみつくという状況だった」
「全セッションでトップ10に入ることができ、全体としてとても良い週末だった。ブラジルと僕は相性がいいみたいだね! これから短い休息を取り、エンストンで準備のための一日を過ごしてから、シーズンを締めくくるトリプルヘッダーに臨む」
