2024.02.04
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:タンザニアのリゾート地ザンジバル島で新たなF1計画
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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FIAのモハメド・ビン・スライエム会長が「アフリカへの復帰はF1の優先事項事項だ」と明言し、南アフリカとキャラミ・サーキットが最も有力な目的地であることを示してからわずか数週間後、アフリカ東海岸にあるザンジバル島の当局がF1レース開催を目指して新しいレーシングサーキットの建設を計画していることが明らかになった。
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ザンジバルはタンザニア沖の観光の島で、国にとって非常に重要であり、その名前は1961年にイギリスから独立したときに新しい国の正式名称の候補のひとつとなったが、採用には至らなかった。それでもこの島は、今も同国の途方もない経済勢力だ。現在、約2.5平方キロメートルの土地が壮大な新サーキットの建設のために確保されており、ザンジバル投資促進局(ZIPA)がこのプロジェクトに5億ユーロ(約797億円)を調達したことが明らかになった。
現地の情報筋によると、この計画は2023年5月に具体化し始め、すぐに公式に支持を集めた。元グランプリ優勝者のジャンカルロ・フィジケラの名がプロジェクトのテクニカルコンサルタントとして上がっているが、彼のマネージャーであるベテランのエンリコ・ザナリーニがすべての交渉を行っている。ザナリーニは1年を通してザンジバルを定期的に訪問しているので、同地のことをよく知っており、ZIPAとF1界との最初の接触が始まったのはザナリーニを通してのことで、彼がフィジケラをプロジェクトに迎えることを提案した。
コースの建設は2025年9月までに開始され、2027年中の完成が望まれている。グランプリを開催するために、ザンジバルはインフラの一部を改善する必要があるが、それは地方自治体の計画の一部になっていると見られる。ザンジバルは非常に高級なモルディブや、インド洋のなかでも主要な観光地として選ばれるセーシェル諸島に代わる存在になることを望んでいる。
F1で活気づくアメリカ市場
(c)XPB Images
F1は10月にオースティンで開催される伝統的なレースにラスベガスGPが加わり、最近ではさらにマイアミがカレンダーに加わったことで、アメリカ市場の成長を継続することを渇望している。現在、シカゴでグランプリレースを行う計画が明らかになっており、F1のCEOステファノ・ドメニカリが経営する企業は米国特許商標局庁に4つの商標を登録した。
名称にはさまざまなバリエーションがあるが、すべてに“ウィンドシティ”の名前が含まれている。これはラスベガスでの問題と、スケジュールの都合で放映されたレースの視聴率が低くて中止に至った場合に対する緊急時対応策にすぎないと考える向きもあるが、リバティ・メディアが本国で4つ目のグランプリを開催する意志を持っている可能性もある。同社がCVCキャピタルパートナーズから商業権を買い取ったとき、当時のCEOのチェイス・キャリーは、シカゴが“観光都市”に当てはまると主張していたのだ。
シカゴは、もちろんインディカーとIMSAの3大チームのひとつであるチップ・ガナッシ・レーシングの本拠地であり、インディアナポリスから車でわずか3時間の距離にあるモータースポーツの歴史がある地域だ。サーキットを建設するための土地はたくさんあるが、F1の最近の方針では、このスポーツをストリートまたは暫定サーキットに移すことにしているため、新たにマイアミまたはマドリードのスタイルのイベントが検討される可能性がある。
4年かかった不正の調査
(c)XPB Images
新型コロナウイルスのパンデミックが世界中で猛威を振るい、フィンランドを含む多くの国が数カ月間国境を閉鎖した2020年前半、フィンランドが施行しなければならなかった完全隔離期間の開始時にバルテリ・ボッタスとガールフレンドのティファニー・クロウムウェルがフィンランドに入国した方法について調査が行われた結果、不正行為はなかったと認められた。
匿名の情報提供を受けた国境警備隊の内部倫理委員会は、調査を実施しなければならなかった。フィンランド国籍のボッタスは、オーストラリアGPが土壇場でキャンセルされた直後の2020年3月、ニースからヘルシンキまで自家用機で入国する権利を持っていたが、同じ飛行機で同時に入国したとされるクロウムウェルの状況には疑問が投げかけられていた。外国人である彼女は入国が許されるべきではなかったということだ。
同機関のスポークスマンは、「法務部は、クロムウェルが他の人々と比較して特別な扱いを受けていたかどうか、調査を開始した」と述べた。また、入手可能な文書に基づいても、国境当局は、オペレーションの際に何が起きたのか正確に把握することができていない。しかし、シフトマネージャーによると、国境警備隊の上層部はクロムウェルを入国させるよう命じたという。フィンランド内務省の声明では、一部は口頭での情報にもとづいていたため、捜査は困難だったと説明している。したがって、これ以上の措置が取られることはなく、この件は取り下げられた。
(Translation: AKARAG)
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