2024.02.13

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アルピーヌF1代表「新しい体制はチームを改善する」


(c)Alpine
 新たな体制を整えているアルピーヌは、今年のA524発表会において、2名の最高執行責任者(COO)がイギリスのエンストンとフランスのビリー-シャティヨンにあるふたつのファクトリーの運営を担当することを明らかにした。チーム代表のブルーノ・ファミンは日々の雑務から解放され、ベテランの彼は全体像に集中できるようになった。

 市販車分野の経験が豊富なジョン・ウッズは、シャシー、ギヤボックス、その他すべてのシステムの設計製造が行われているエンストンのファクトリーの新COOを務める。また、2006年からチームメンバーであるオドレイ・バストルーがパワーユニット側の新COOとなる。フランス人エンジニアのバストルーは、昨年務めたテストおよび運用部門のディレクター職から昇進を果たした。ウッズはレースの経験はないが、過去20年間にわたりロータス・カーズとマクラーレン・カーズで仕事をしており、ファミン自身もエンストンのファクトリー側の運営に必要な人物だと認めていた。
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 ファミンは次のように説明した。「COOのポジションはまさにバックオフィスのポジションであり、ジョンのような経験を持つ人材が本当に必要だった。彼は現在ロータス・カーズにいるが、かなり長い間マクラーレン・オートモーティブに在籍していた。彼はまさにファクトリー出身の人物だ。ファクトリーを運営するために私が必要としていた」

「我々にはテクニカルディレクターがいる。COOはテクニカルディレクターに干渉しない。彼の役割は、予算やコンプライアンスに従ってテクニカルディレクターとスポーツディレクターに仕事の手段を与えることだからだ」

 さらにファミンは、ウッズを自分と非常によく似た性格の人物だと説明し、自身の選択を正当化した。「彼は非常に現実的な人物だ。彼はF1経験者ではないが、この仕事にF1経験は必要ない。繰り返しになるが、これはバックオフィスの仕事だ。彼は非常に豊富な経験があり、とても現実的で、人当たりがよい。そして私に対して協力的だ。彼は変化を起こすことを恐れず、我々がやっていることに対して新たな視点をもたらしてくれるだろう。それは素晴らしいことだ」

 ファミンはその職業意識によって、エンストンの全員に感銘を与えた。彼は毎日午前7時前に誰よりも早く到着し、定期的に真夜中まで仕事を続けている。しかしファミンは政治的なレベルにおいても多くの仕事を抱えており、そのために仕事のかなりの部分をふたりの新COOに任せる必要があったと説明した。

「1年に24レースあるので、場を離れることが難しくなる。私はカタールでWECのプロローグを終えた直後に、バーレーンでのプレシーズンテストに行く予定だ。そしてバーレーンのレース、ジェッダのレースと、3週間離脱することになる。そのため誰かが現場にいてくれるのはいいことだ。今後エンストンとビリーにおいてふたりのCOOが、私と現場の全員双方にとって、力強い助けとなってくれることを期待している。ビリーに100%、エンストンに100%、それぞれ拠点を置く誰かがいることは、日々の業務はもちろん、プロセス改善の取り組みにも役立つだろう」

(Grandprix.com/Translation: AKARAG)

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