2024.02.18
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:ブリアトーレ、アロンソのシートを巡ってメルセデスと駆け引き
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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フラビオ・ブリアトーレは、もはやかつてのようなF1の大物ではないが、自分自身と、フェルナンド・アロンソのような自分が管理するドライバーを売り込む方法を確かに知っている。昨年のマイアミGPのわずか1週間前、ソーシャルメディアはアロンソがテイラー・スウィフトと交際していることを示す“報道”でいっぱいだったことを覚えているだろうか?
誰がそれを広めて、サーキットや街中でアロンソのグッズをすぐに完売させたのだろうか? もちろん、ブリアトーレだ! 現在、メルセデスではシートがひとつ空いているが、ブリアトーレは彼が住んでいるモンテカルロの有名なコーヒーショップで、やはりモンテカルロ在住のトト・ウォルフと何気なく会い、すぐにその時の写真を彼のソーシャルメディアチャンネルに投稿した。
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もちろんその目的は、アロンソがメルセデスと交渉しているという印象を与えることにあったが、これは二重の効果をもたらすことになるだろう。市場の他のドライバーたちに、ドイツチームへの要求を低くするよう圧力をかけることになるし、アストンマーティンは今後数年間アロンソを引き留めるために、より有利な契約を彼に提示することになるだろう。
もちろんウォルフはブリアトーレの行動と策略を承知していた。なぜならこれは彼にとっても有利になるからだ。これにより、有力な候補者たちにアロンソが移籍する意志があるというほのめかしを与え、迅速に行動してほとんど要求することなくメルセデスとの契約に署名することを強いることができるし、もちろん若いアンドレア・キミ・アントネッリへの注目をそらすことができる。ウォルフに非常に近い情報筋によれば、彼はすでに2025年のハミルトンの後任の第一候補になっているという。
ノリスの洞窟探索
ランド・ノリスは、マクラーレン本社に戻って新車発表会の準備をする前の週に、ちょっとした冒険に出かけた。ベトナムに行き、かつての帝国の首都フエの北、国の中部にある有名なソンドン洞窟を探索したのだ。ノリスは、友人である有名なDJのマーティン・ギャリックスとともに、約20人のグループの一員として美しくも挑戦的な洞窟を4日間探検する旅をした。この日数の長さを見れば、洞窟がどれほど大きいか、そしてそのなかをトレッキングするのはどれほど難しいことかが分かるだろう。
ギャリックスとノリスは、一緒にこの種の探検旅行に出るのは初めてではない。必ずしも速いスピードを必要としない冒険の感覚を共有するのに、ノリスは帰国後に旅行の内容をソーシャルメディアに公開しただけだったが、DJのギャリックスはリアルタイムで投稿を行ったためベトナムで非常に有名になり、その地域に集まったファンの注目を集めた。F1により詳しい一部の人々は、すぐにノリスに気づいた。この旅行は地元のソーシャルメディアだけでなく、今もグランプリレースを注視している国営新聞やテレビに大きな影響を与えた。興奮を生み出した2020年ベトナムGPは中止されて行き詰まったため、多くの人々がレース再開を求めている。
・ランド・ノリスのインスタグラムティレルの遺産
F1の歴史マニアは安堵のため息をつくことができるだろう。2年以内の取り壊しを免れることができないだろうと思われていたサリー州オッカムにあるティレルのオリジナルのファクトリーが救われたのだ。ティレルのワークショップは、モータースポーツの別の時代へ逆戻りするようなものだった。1998年のチーム存続の終わりまでにすでに完全に時代遅れになっていたが、それでもまずまずのクルマを何台か生産していた。
自由に使えるスペースと資金が限られていたため、BARに売却するまでケン・ティレルは、1960年代から70年代初頭にかけて元の木造の小屋でチームを運営していた。90年代にチームが拡大するにつれてレンガとセメントの建物もいくつか建てられた。しかし、現在の土地と建物の所有者が、土地を無料にして買い手を見つけたため取り壊しが予定され、これら歴史的建造物はすべて2022年半ばまでに終焉を迎えると見られていた
毎年グッドウッド・フェスティバルを主催しているリッチモンド公爵がちょうどよい時にやって来て、取り壊しを止めるために介入した。公爵は木造小屋の解体と移送、グッドウッドでの再建費用を負担し、現在工事が進行中だ。落成式は4月13日と14日に行われるメンバーズミーティングの際に行われる予定だ。ティレルの遺産は拠点となる永続的で安全な場所を見つけることができた。
(Translation: AKARAG)
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