2024.03.30

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:フェルスタッペンのリタイアは、メカニックの人為的ミスが原因か


(c)XPB Images
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 フェルスタッペンがオーストラリアGPを早々にリタイアした背景には、人為的ミスがあると考えられているが、そのことは彼がRB20から降りた途端にクルーに見せた激しい怒りの反応からも分かる。10年以上にわたってカーボン・インダストリーのブレーキディスクを使用してきたレッドブルは、ブレーキシステムにブレンボの部品のみを使用するのは今年が初めてのことで、キャリパーの整備には昨年とは異なる手順が必要だ。
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 チーム関係者によると、日曜日の朝にメルボルンで、チームがパルクフェルメから帰ってきたRB20のブレーキチェックを行った際、ひとりのメカニックがブレーキの再組み立て作業の重要な部分をやり忘れたためにグランプリ開始から間もなくしてキャリパーがロックしてしまったということだ。

 フェルスタッペンがグリッドへのラップで何の問題も感じなかったという事実は、おそらく世界チャンピオンがそのラップで激しいブレーキングをしなかったということで説明がつく。しかしレースのオープニングラップで、ターン3で遅いタイミングでブレーキングを行った途端にキャリパーがロックし始め、2周後にはほぼ完全にロックされた。これが、紺色のマシンの右リヤの角からの出火につながった。

定まらない2025年序盤のスケジュール
(c)XPB Images
 中国の税関を通過することの難しさと、F1チームが2025年シーズンをトリプルヘッダーで開始することを拒否したことから、ステファノ・ドメニカリはすでに来年のカレンダーの最初の計画を変更することを余儀なくされている。彼からチームへの最初のメッセージは、2025年シーズンは3月9日にオーストラリアで開幕し、その1週間後の3月16日に日本GP、そしてその後に中国GPが開催されるという内容だった。

 ウイリアムズ、アルピーヌ、ザウバーはいずれも今年の第3戦オーストラリアGPでスペアパーツ不足に悩まされている。チームは序盤のレースの合間にはもっと時間が必要であり、もし来年、メルボルンから鈴鹿への連戦でミスを犯すとマシンが大きなダメージを負い、中国でまともに戦えなくなる可能性があると主張した。

 そのため、新たな計画ではオーストラリアGPを3月9日に留め、中国GPはその1週間後、日本GPは暫定的に今年より1週間早い3月30日に開催予定だという。チームはこのスケジュールや、平均最高気温が摂氏35度に達する4月中旬のジェッダでのレースにはまだ満足していないものの、最初の2レースの後に1週間の休みがあり、日本に移動する前により多くのスペアパーツを生産する時間を確保できることに安堵している。

 ただ、このオーストラリアと中国の連戦案は、中国での通関法の問題によりロジスティクス面での困難を伴うためスケジュールはまだ固まらない可能性がある。

奮起を期待されるリカルド
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 伝えられるところによると、レッドブルとRBのリザーブドライバーであるリアム・ローソンは、ダニエル・リカルドのパフォーマンスがこれからの3回のグランプリで劇的に改善されない場合、5月中旬からF1のレースに戻ることになると伝えられたという。

 レッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナーは、リカルドがRBに加入して角田裕毅を打ち負かし、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてセルジオ・ペレスより優れていることを証明することを期待していたが、起きていることは、今シーズン開催された3回のグランプリすべてで、若い角田がベテランのリカルドよりも速さを見せているということだ。

 リカルドがしているのは、レッドブルへの復帰を期待できる立場にないため、アブダビまでシートを維持するために戦うことだけだ。

 常にリカルドの復帰に反対していたヘルムート・マルコは、リカルドが真剣にレベルを上げるよう、マイアミGPを彼の最後のチャンスとする期限を設けた。そしてマルコは改善が果たされるとは考えていないため、すでにローソンに対し、5月の第3週末にイモラで開催されるエミリア・ロマーニャGPからレースに出る準備をするよう話をしているという。

(Translation: AKARAG)

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