2024.05.05
【有料記事】
ニューウェイの将来の選択肢。F1チームのオファーを受ける他にコンサルタント業という道も
(c)XPB Images
エイドリアン・ニューウェイは、クリスチャン・ホーナーとレッドブルの経営陣に、契約上可能になり次第チームを離れることを伝えたが、温厚なイギリス人エンジニアに近い情報筋によると、彼がフェラーリとアストンマーティンがすでに出しているオファーを受け入れるか、あるいはこの数週間にアプローチしてきたとうわさされているメルセデスに関心を引かれているのか、状況ははっきりしていないようだ。
フェラーリとアストンマーティンの両方が、しばらく前からニューウェイのドアをノックしてきたことは周知の事実だ。2026年のテクニカルレギュレーションが施行される際に、ニューウェイが違いを生み出せる人物であることを両チームは知っている。クリスチャン・ホーナーを巡るスキャンダルは、できるだけ早くニューウェイを引き抜こうというフレデリック・バスールとローレンス・ストロールの決意を強めただけだった。
■regist■
両チームとも、ニューウェイに非常に高額のオファーを出したと考えられている。アストンマーティンのオファーは5年間で1億ユーロ(約164億円)相当と見られているが、これには彼が過去10年間非常に熱心に取り組んできた、市販車プロジェクトに関わる可能性も含まれている。
メルセデスはもニューウェイにふたつの役割をオファーした可能性がある。メルセデスのスポーツブランドであるAMGにとって、ニューウェイの市販車スーパーカーのアイデアは非常に歓迎すべきものだ。事実上、F1の歴史のなかで最も成功したデザイナーであるニューウェイは、近い将来に類似の3件のオファーに直面する可能性があり、彼の決断はかなり難しいものになるだろう。
しかし、ニューウェイに近いとされているイギリスのメディアは、別の可能性に言及している。65歳のニューウェイはF1に背を向けて、スーパーカーメーカーやアメリカズカップに出場するチーム、もしくは資金力ある企業が彼の才能を非常にうまく生かすことができる他の分野に移り、コンサルタントの仕事をする時だと決意したというのだ。
新たなテクニカルレギュレーションが間近に迫っているが、途方もない挑戦が目前に迫っているのに、ニューウェイがこの仕事を投げ出すとは考えにくい。彼はF1史上最も大きな才能を持つ人物のひとりであり、新しいレギュレーションが施行されたときに、他の人々が気づかない開発分野を見つけることを楽しんできた。しかし、レッドブルで19年間仕事をしたニューウェイが、自分の時間と運命を完全に管理し、好きなときに好きなことをするというよりシンプルな日々を選びたいと考える可能性も十分にあり得る。
今後数週間で、ニューウェイが近い将来に何をしたいのかが分かるはずだ。唯一確かなことは、たとえニューウェイの役割がファクトリーで日々の作業を行うというよりは、監督者寄りのものであったとしても、彼がレッドブルを去ることは、ミルトンキーンズを拠点とするチームにとって計り知れない打撃になるということだ。
(Grandprix.com/Translation: AKARAG)
最新ニュース一覧
2024-12-30更新
2024-12-29更新
2024-12-28更新
2024-12-27更新
2024-12-26更新
最新PHOTO一覧