2024.05.24
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:アストンマーティンの戦績に堪忍袋の緒が切れた億万長者
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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イモラでのアストンマーティンの散々な予選セッションの終わりに、ローレンス・ストロールの堪忍袋の緒が切れた。アロンソがQ1で敗退し、ランス・ストロールも13番手という期待外れの結果が出た直後に行われた白熱したミーティングで、チーム代表のマイク・クラックとテクニカルディレクターのダン・ファローズは非常につらい時間を過ごした。
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カナダの億万長者であるストロールは、2023年に非常にポジティブなシーズンを過ごしたチームが、マクラーレン、メルセデス、フェラーリに追いつけないことにますます不満を募らせていた。そして、AMR23の競争力が最も低かったこともあり、彼のためにアストンマーティンを走らせているふたりの人物、つまりクラックとファローズを召喚し、激しく非難した。
ストロールは大きな声で話すので、アストンマーティンのホスピタリティユニットの外からでも、彼がそのふたりに向かって叫び、非難しているのが聞こえた。
「いつも約束はしても、決して結果を出すことがない。君たちふたりはそうしていればいいが、もうたくさんだ」とストロールはある段階で叫んだ。その後、控えめに言ってもチーム内は非常に張り詰めた雰囲気になった。しかし息子がレースで9位と挽回したことで、少なくとも今のところは、カナダ人の怒りは鎮まったかもしれない。
エイドリアン・ニューウェイ、最後の仕事
(c)XPB Images
エイドリアン・ニューウェイは、来週末にモナコのF1パドックに戻る予定だ。しかし、マイアミで正式にレッドブルの最高技術責任者としての最後のグランプリを終えた彼の公国での任務は、モナコGPを中心に数回のデモンストレーションが予定されているレッドブルのスーパーカー、RB17のプレローンチに関することだけだ。
レッドブルのF1運営から完全に退いたニューウェイにとって、2006年から所属している会社での最後の仕事は、RB17の展開を可能な限りスムーズに進め、できるだけ多くの潜在的なバイヤーを引き付けることだ。
オーストリアのレッドブル社は、このプロジェクトに非常に多額の投資を行った。また、同じくレッドブル・テクノロジーズでニューウェイが設計したアストンマーティン・ヴァルキリーが、期待通りの商業的成功を収めていないことが目の当たりとなったことから、レッドブルが販売目標を達成して実際に利益を上げるために、独自のスーパーカーのマーケティングキャンペーンとローンチに多大な労力が費やされている。
老朽化しているイモラ・サーキットのシステム
(c)XPB Images
日曜日のレースでは、アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリが現代のF1の要件を十分に満たしていないことが、残念ながらふたたび露呈した。チーム、メディア、ファンをがっかりさせたのは、レースが半分も進んでいない頃に、かなりの数のタイミングモニターとライブ映像モニター、およびトラック全体に広がる巨大なスクリーンが故障し始め、場合によっては映像がフリーズしたり、もしくはそのまま何も映さなくなったことだ。
ファンはグランプリをライブで見る経験の一部を奪われてしまったし、チーム、テレビコメンテーター、その他のメディアにとっても、この不具合によって仕事がはるかに困難なものになった。
幸いなことに、F1アプリはレース中ずっとスムーズに動作し、エンジニア、テレビのコメンテーター、その他のメディアは、携帯電話やコンピューターを使用して、レース終了まで信頼できるタイミングページや適切な映像を入手していた。当然ながら、サーキットの経営陣は不具合を「F1からの信号問題」のせいにしたが、同じ信号がアプリでは完璧に機能したと指摘されると、問題はサーキットの電気システムにあることをよく分かっていた彼らは答えなかった。彼らのシステムは、F1が現在すべてのグランプリトラックに課している要件には対応できないのだろう。
(Translation: AKARAG)
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