2024.06.06
【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:激怒する大富豪の影響にさらされるアストンマーティン
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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以前報じられたように、アストンマーティンのパフォーマンスが急激に低下していることから、チームオーナーのローレンス・ストロールは警戒し、ひどく腹を立てている。なお、シルバーストンの数人のベテランによると、チーム内への影響もかなり深刻だという。
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ストロールは、レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサー エイドリアン・ニューウェイ、前フェラーリF1代表マッティア・ビノット、そしてフェラーリのテクニカルディレクター エンリコ・カルディレに高額オファーを出し、新しい技術リーダーを求めていると広く考えられている。
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そのためアストンマーティンのテクニカルディレクター ダン・ファローズやチーム代表のマイク・クラックをはじめとして、深刻なプレッシャーにさらされている人たちがいる。
同時に、ジョーダン時代からチームとともにいるベテランと、メルセデスから雇われた大人数の集団、そしてレッドブルから移籍した人々の間に以前から生じている分裂がふたたび表面化し、各派閥はAMR24の競争力の欠如を他のふたつの派閥のせいにして非難している。
そのため、チーム内部関係者の一部は、ストロールにできる最善のことは、元テクニカルディレクターのアンドリュー・グリーンを戻すことだと考えている。彼に新体制を検討させ、よく知られている彼の良識と率直さによって必要に応じた変更を行わせ、その後、本業のアストンマーティングループ全体の最高技術責任者に戻すべきだというのだ。
FIA会長、欧州と対立
エジプトで定期的に開催されるはずのFIAの地域春季会議は、欧州代表団とモハメド・ビン・スライエム会長との大きな対立の舞台となったようだ。2021年の選挙では、ビン・スライエムは主にアジアとアフリカの国々や、南北アメリカの小国から支持され、ヨーロッパ勢は彼の対立候補であるオーストラリアのグラハム・ストーカーに多くの投票を行っていた。
FIAに近い情報筋によると、ヨーロッパと北米のクラブ、そして南米とアジアの代表的な自動車連盟は、ビン・スライエムがモータースポーツ全般、特にF1に対処するやり方に苛立ちを覚えている。また彼らは、ビン・スライエムがめったにイベントを組織していないクラブの代表者たちに、アフリカ、中米、北米の活動をコントロールさせるという決定を下したことにも不満を抱いており、散々な結果だと考えている。
同じ情報筋によると、ビン・スライエムと対立するグループが、モータースポーツの支配権を大手クラブの手に委ねなければ別の連盟を結成すると脅しているという。彼らはビン・スライエムが最後通牒を受け入れたと考えているが、彼の次の動きがどうなるかはまだわからない。
アンドレッティにF1参入の余地があるのか
(c)XPB Images
ハースの元チーム代表であるギュンター・シュタイナーは、F1がアンドレッティ・グローバルの参入への道を完全に閉ざしたという考えに対し、「ゼネラルモーターズが容易に参加できるようになれば、彼らのためのドアは開かれている」と主張した。
シュタイナーは、デイビッド・クルサードとエディ・ジョーダンがホストを務めるポッドキャストに出演した。ジョーダンが、アンドレッティをF1から締め出すというスポーツの決定を攻撃する一方で、シュタイナーは、「彼らに対しドアが完全に閉ざされたわけではない。鍵がかかっていないのは確かだ」と、彼の視点から説明した。
シュタイナーは、「アンドレッティに対して扉は開かれているが、それは数年のうちにゼネラルモーターズがF1に参戦する準備を整えてからのことになる」と述べ、フィッシャーを拠点とするチームがレースに出られるパワーユニットを手に入れる2028年に、ようやくグランプリレースに迎え入れられるだろうという彼の考えを示した。
(Translation: AKARAG)
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