2025年F1プレシーズンテストがスタート。10チームの新車が走行開始、序盤は角田裕毅が上位に
日本時間2月26日16時、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2025年F1世界選手権のプレシーズンテストがスタートした。セッション開始と同時に10チームの新車が走行を開始し、レーシングブルズの角田裕毅もコースインしている。
2月26日(水)から28日(金)にバーレーンで行われる2025年のF1プレシーズンテスト。今季は開幕戦が同地ではなくオーストラリアに変更となったものの、新シーズン開幕に向けてニューマシンのデータを集めることができる重要な3日間の走行時間となる。
26日16時(現地10時)からスタートした初日午前セッションでは、メルセデスの新人アンドレア・キミ・アントネッリを先頭に、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、そして角田といったドライバーが続々とコースインし、走行を重ねていった。
テストは開始から1時間が過ぎると、マクラーレンのオスカー・ピアストリを除く9台はタイムを記録。この時点でのトップは今季からスクーデリア・フェラーリに加入したルイス・ハミルトンが記録した1分32秒621となっている。
レーシングブルズの初日午前セッションを担当する日本人ドライバーの角田は2025年型マシン『VCARB 02』をドライブし、セッション序盤は3番手タイムを記録する走りをみせた。その後1時間経過時点では、角田は1分33秒576で6番手タイムとなっている。
バーレーンでの2025年F1プレシーズンテストは、日本時間16時から翌1時30分(現地時間10時から19時30分)まで、ランチタイムをはさんで午前、午後セッションが行われる予定だ。