F1招致を目指すルワンダ、協議の進展を主張「2029年に開催できる見込みがある」ナイジェリアやモロッコも開催を検討
アフリカのルワンダでF1を開催する計画について、2025年中はあまり語られることはなかったが、同国は2029年にグランプリを開催できる見込みがあると考えている。
F1をアフリカに呼び戻す計画は、この12カ月間行き詰まっているようだ。南アフリカの状況が依然として不透明であり、F1を呼び戻すべく懸命に努力してきたCEOのステファノ・ドメニカリですらほとんど言及しなかった。
1993年以降、F1はアフリカでレースを行っておらず、最後にグランプリが開催されたサーキットであるキャラミは、F1を開催する準備を整えるために多くの開発作業を必要としている。プロモーターは新たなパドック複合施設を建設し、最終コーナーの安全な解決策を見つける必要があるが、現状のままでは安全検査に合格できないだろう。なぜなら、マシンが全速力で進入する低速左カーブの短いランオフエリアの後ろには大きな高低差があり、大規模な投資なしではランオフエリアを拡張できないからだ。

2024年にはルワンダでのグランプリ開催の話が盛んに取り沙汰されたが、今年ドメニカリが新たなレースについて語る際にはほとんど言及されなかった。一方、ルワンダ開発委員会のジャン=ギ・アフリカ委員長は、アフリカ大陸でのレース開催に向けた協議が進展していると述べ、「2029年にここでF1イベントを開催できる見込みがある」、「この空港を機会に、実質的にまったく新しい都市を建設したいと考えている」と説明した。アフリカ委員長が言及したのは、首都キガリの南40kmに位置する、すでに8年がかりで建設が進められている新ブゲセラ国際空港のことだ。
同氏はさらに次のように語った。
「我々が建設しなければならないレーストラックは、レクリエーション施設という全体的な構想の一部だ。なぜなら、F1では人々は主に娯楽のために来るからだ。1週間あるのだ。したがって、空港が開発され、F1との交渉にはレーストラックの誘致も含まれることになるだろう」
しかし、他の2カ国もF1にふさわしいコースの建設に投資することを検討している。ナイジェリアはアブジャに拠点を置く『Opus Race Promotions』の主導で、静かにプロジェクトを展開している。マービン・ソーデル、リッチ・キット、ダニエル・ウチェチ率いるOpus Race Promotionsは、「F1をナイジェリアのアブジャに誘致するための正式な入札を準備している。これは、アフリカのモータースポーツにとって大胆な1ページの始まりとなる。この提案は、F1の国際的な魅力と、スポーツ界の象徴や革新者たちのスターパワーを組み合わせ、アブジャをスポーツ、文化、エンターテインメントの世界的な拠点として位置付けることを目的としている」と述べた。
Opus Race Promotionsは、4月にナイジェリアの国家スポーツ委員会のシェフ・ディッコ委員長にアブジャでのF1レース開催の構想を提示した。その1カ月後、このプロモーターはナイジェリア政府を代表してF1およびFIAと交渉する当事者として任命された。
最後に、ロータスおよびマクラーレンの元チーム代表であるエリック・ブーリエがF1第24戦アブダビGPに出席したことは注目すべきだ。このフランス人はF1をモロッコのマラケシュで開催するプロジェクトを主導し、レースの週末中にドメニカリと会談を行っていた。
