【決勝日コメント】
フェルスタッペン4位、レース終盤のペース向上に希望を見いだす「日本GPで競争力が増すといいね」
2025年F1中国GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4位を獲得した。
4番グリッドからスタートしたが、1周目にフェラーリ2台にかわされて6番手に後退。ファーストスティントでは挽回することができなかった。13周目にミディアムタイヤからハードに交換した後は、ペースが良くなっていき、前を行くフェラーリ勢を追うことができた。ルイス・ハミルトンが2回目のピットストップを行ったため、フェルスタッペンは5番手に。その後、フェルスタッペンはシャルル・ルクレールに追いつき、53周目にパスして4番手に上がり、その位置でチェッカーを受けた。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=4位(56周/56周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「ミディアムタイヤでのレース序盤は厳しかった。タイヤを壊さないように気を付けるため、周囲のマシンよりかなり遅いペースで走った。ハードタイヤでのセカンドスティントは、最初は難しかったが、パフォーマンスがはるかに好調で、マシンのペースが大幅に向上するのが分かった」
「最後の19周は、上位勢と同等のラップタイムで走れたので、予想以上に良かったし、ポジティブだったと言える」
「マシンのハンドリングが良くなり、タイヤのグリップもかなり向上した。すべてがより希望が持てる状態で、走っていても楽しかった」
「今週末から多くの教訓を得ることができる。それによって次の日本GPでもっと良いパフォーマンスを発揮できるといいね。あのサーキット(鈴鹿)で走るのが本当に好きなんだ」
「まだやるべきことはたくさんある。望んでいる位置にたどり着いていないし、マシンはそれほど運転しやすいわけではないからね。でも少なくとも今日の最終スティントは有望だったし、見直して分析すべきデータをたくさん集めた」
「全体的に上海でのレースはとても良かった。素晴らしいトラックであり、素晴らしい街だ」
(走行後の会見で語り)「ある時点でマシンにペースがあったということを、ポジティブに受け止めるつもりだ。あとは、なぜ序盤はそうではなかったのか、なぜレース終盤に少し良くなったのかを、もう少し理解すればいい」
「最初のスティントの後は、予想よりも良かったいから、ポジティブだ。週末のすべてを分析し、日本でもう少し競争力を高められることを期待する」