フェルスタッペン、首位走行中にダメージを負う。ニュル24時間予選レース2はシェーラー・スポーツのアウディが制覇
クリストファー・ハーゼ/アレクサンダー・シムズ/ベン・グリーンがドライブするシェラー・スポーツ・アウディR8 LMS GT3 EvoIIが、4月19日にドイツ・ニュルブルクリンクで行われたニュル24時間予選レースで優勝を飾った。
メルセデスAMG・チーム・フェルスタッペン・レーシングから、ルーカス・アウアーとともに3号車メルセデスAMG GT3エボでエントリーしたマックス・フェルスタッペンは、首位を走行中にマシンにダメージを受け、ピットでの修復を余儀なくされ後退した。
日曜日のレース2は、土曜日のレース1で事故死したBMW 325iドライバー、ユハ・ミエッティネンへの追悼するための1分間の黙祷から始まった。レース1はこの事故により、中止となっていた。
日曜日の4時間レース序盤、フェルスタッペンは5番グリッドから一気に上位を目指した。4周目のシュヴェーデンクロイツへのアプローチではハーゼを抜いたフェルスタッペンは、総合首位に躍り出た。
その後両者はNLS2でも見られたスリリングなバトルを再び繰り広げ、ハーゼは何度も首位奪取を試みたものの、フェルスタッペンの堅いディフェンスに阻まれることに。
フェルスタッペンは第2スティントもマシンに乗り続け、27秒のリードを築いていたところで、フロントスプリッターに大きなダメージを負い、突然ピットインした。
ここでアウアーがマシンをコースに復帰させるまで約30分を要し、3号車は最終的に3周遅れの総合38位でフィニッシュした。
シェーラー・スポーツ・アウディにとって次の脅威となったのは、84号車ABTランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2だった。3時間目には30秒近くあった差を半分に縮められてしまう。
しかしアウディは最後のピットストップを終えて17秒のアドバンテージを確保すると、そのままリードを広げてチェッカーフラッグを受けた。

ミルコ・ボルトロッティ/ルカ・エングストラー/パトリック・ニーダーハウザーのランボルギーニチームは、2位に甘んじざるを得ず、最終的に28.024秒差でフィニッシュラインを通過した。
彼らはSP9クラスの上位陣に1分近い差をつけており、表彰台の最後の一角は、トーマス・プライニングとマット・キャンベルがドライブするマンタイの911号車ポルシェ911 GT3 R Evoが獲得した。
ポルシェはレース序盤は3位を走行していたが、レース展開の変化に伴いトップ10の後半に後退。しかし、終盤に力強い追い上げを見せ、見事表彰台に上り詰めた。
このイベントは、5月16日〜17日に開催予定の今年のニュルブルクリンク24時間レースを前に、チームとドライバーがニュルブルクリンク北コースを体験できる最後の機会となった。
