2025.02.16
【F速プレミアム】 グランプリのうわさ話:アラン・プロスト、セナの生涯を描くNetflixのドラマを非難
(c)XPB Images
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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4度の世界チャンピオンであるアラン・プロストは、アイルトン・セナにちなんで名づけられたNetflixのシリーズの物語を激しく非難し、同シリーズは「真実ではないこと」を描いており、いくつかのエピソードの描写のし方について「私は受け入れられない」と断固として主張した。
イタリアのポッドキャストでプロストは、次のように語ることさえした。「アイルトンはきっとこれを気に入らないだろう。特に、感受性の欠如を示しているからだ。」
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致命的な事故の数週間前にセナと和解していたプロストは、「アイルトンのストーリーは素晴らしいが、真実ではないことを伝えるべきではない」と説明している。その後プロストは、「商業的なことをするのに、セナの名前を使ってやるのはよくないことだ」と説明し、「私はそうしたことが好きではないし、受け入れない」と締めくくった。
ダニエル・リカルドの進路
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デイビッド・クルサードはダニエル・リカルドに対し、ドライビング能力を保つために今年競争の激しいシリーズに出場しなければ、F1レースに復帰する時間がなくなるだろうと警告している。ふたりはレッドブルにいたという共通の過去がある。クルサードは今でもレッドブルのブランドアンバサダーを務め、毎年数回ロードショーに参加していて、常に良好な関係にある。
リカルドがいまだにF1で3つ目のキャリアを夢見ていると思うかと聞かれると、クルサードはそれについては確信が持てないと認めたが、「もし彼がまだレースのことを考えているなら、今年はレースのチャンピオンシップを見つけなければならない」と付け加え、「性格の面から、彼がどのチームにとっても財産となることは間違いない」と指摘した。
それでもクルサードは、「これは性格コンテストではなく、ストップウォッチコンテストだ。マクラーレンではうまくいかなかったし、VCARBでの復帰もうまくいかなかったことを認めなければならない」と強調した。
クルサードは、「ダニエルはF1で、ドライバーという枠を超えて有名人になるほどの人気と成長を遂げる期間を与えられた」と振り返り、「メディアの世界で活動することが、有名人としての地位を維持するのに役立つことを彼がすでに理解していたとしても、私は驚かないだろう」と示唆した。
そして最後のアドバイスとして、彼は次のように締めくくった。「彼に勧めたいのは、1年間休んでも同じように関心を持ってもらえるとは考えないことだ」
エディ・ジョーダンのがん治療
(c)XPB Images
エディ・ジョーダンのがん治療は終わりに近づいているようだ。アイルランド出身のジョーダンは、この2年間デイビッド・クルサードと行ってきたポッドキャスト『Formula for Success』の毎週の放送に参加できるほど回復した。今やジョーダンは、人々に対し何かおかしいと感じたらすぐにがんの検査を受け、決して検査を遅らせないように促す活動家となっている。化学療法の治療を継続できる最先端のクリニックを見つけたジョーダンは、家族全員を南アフリカに連れていき、長期のクリスマス休暇を過ごした。
ジョーダンは治療の最終サイクルを終え、今もケープタウンに滞在して最近の検査結果を待っているところだが、結果が出て大腸がんが寛解したとなれば、すぐにロンドンに戻る予定だ。人気者のEJは最新の放送で、エイドリアン・ニューウェイと彼の妻が数週間ケープタウンにいるジョーダン家に加わったことを明らかにし、この温厚なエンジニアがレッドブルと合意して、3月3日にアストンマーティンで仕事を始めることを認めた。これは当初の計画より1カ月早く、2026年のシャシー設計に大きな影響を与えるのに間に合う時期だ。
(Translation: AKARAG)
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